沖縄の夏の夜に花咲くサガリバナ

沖縄の夏の夜に花咲くサガリバナ

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初回投稿日:2014.07.14
 最終更新日:2024.04.22

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夏の夜にだけ花咲き、花びらは色鮮やかで、まるで夜空に咲く花火のよう。甘い香りを漂わせるサガリバナ。

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見頃は、6月末~7月後半

沖縄でいまのシーズンの花といえば、サガリバナ。
熱帯・亜熱帯の花で、日本では沖縄~奄美のマングローブの川など、湿地帯に自生しています。
夏の夜にだけ花咲き、花びらは色鮮やかで、まるで夜空に咲く花火のよう。また、甘い香りを漂わせるのも特徴的です。

 

サガリバナ2

地域によっては、西原町でサワフジや銭掛け木(ジンカキーギー)、名護市真喜屋でモーカバナ、那覇市・首里ではキーフジという名称でも親しまれています。

見頃は、6月末~7月後半くらいまで。ちょうど今がシーズンです!観光バスで夜のサガリバナ観賞ツアーが組まれるほど人気の観光になっています。

 

サガリバナ3

花びらは明け方には散ってしまいますが、翌日には別のつぼみが次々となるのでほぼ毎日のように観賞できます。そして、散り際も美しく、花びらが川辺に浮かぶ光景は、とても幻想的なのです。


水に漂うサガリバナ

各エリアの代表的なオススメ観賞スポット

沖縄本島北部~中部~南部にサガリバナの観賞スポットがあるので、各エリアの代表的なオススメスポットをご紹介します!


サガリバナ4

 

◎本島南部:『内間御殿(うちまうどぅん)のサワフジ(サガリバナ)』

住所:沖縄県西原町字嘉手苅(にしはらちょう あざ かでかる)(西原東児童館すぐ横)
時間:日没以降
入場:無料
[※補足情報:内間御殿は、琉球の王・尚円王(しょうえんおう)が王位につくまでの15年間住んでいたといわれる屋敷跡で、入り口付近にサガリバナが咲いている、沖縄で最もよく知られるサガリバナ観賞スポット。
平成24年に西原町の天然記念物に指定。シーズン中はライトアップされる]

 

◎本島中部:『座喜味(ざきみ)のサガリバナ』

住所:沖縄県読谷村座喜味5-7-7(よみたんそん ざきみ)
時間:20:00~22:00
入場:無料
[※補足情報:読谷村座喜味の島袋秀光(しまぶくろひでみつ)さん宅の敷地内には広さ1000坪のサガリバナ自生地があり、小川も流れていて朝方には川辺に花びらが浮かぶ。ぜんざいを200円で購入できるので観賞後に食べながら涼むのもおすすめ]

 

◎本島北部:『真喜屋(まきや)のモーカバナ(サガリバナ)』

住所:沖縄県名護市真喜屋151(なごし まきや)
時間:21:00~23:00
入場:無料
[※補足情報:金城和輝(きんじょうかずてる)さんの個人宅にある樹齢150年以上のサガリバナが、平成10年に名護市文化財に指定。また沖縄県の銘木100選に選ばれている。個人宅を開放して観光客を招き入れるようになったサガリバナ観賞スポットの先駆け]

 

サガリバナの花言葉は、「幸運が訪れる」です。
この夏サガリバナを観賞して、幸運を招き入れてみてはいかがでしょうか。

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桑村 ヒロシ(KUWA)

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