沖縄観光情報:『うるま市エイサーまつり』でみる伝統エイサーの魅力!【PR】

『うるま市エイサーまつり』でみる伝統エイサーの魅力!【PR】

  • イベント
  • 16
  • Clip

post : 2014.09.05 12:00

この記事は、2014年に開催された「うるま市エイサーまつり」のレポート記事です。次回は2017年9月23日(土)〜24日(日)に開催予定です。詳しくは、記事の最後でご紹介しています。

 

 

伝統エイサーと言えば、うるま市!

平敷屋(へしきや)エイサー、屋慶名(やけな)エイサーなどをはじめ、

伝統的なエイサーが市内各地にあり、どれも魅力的です。


 

前夜祭では、大先輩の平敷屋エイサー保存会や、

石川エイサーの古式ゆかしいエイサーを楽しむことができました。


 

青年会をはじめ先輩がたのエイサーだけでなく、

小さな体をふんだんに使った幼稚園児によるエイサーを演舞。

それも伝統的な、平安名(へんな)の「コッケイ踊り」や、

屋慶名の「東西南北」を、3歳児や4歳児が本格的に躍るのです。

平敷屋子ども会も、青年会と同じエイサーです。

さすが「伝統エイサーの郷」、こうやって伝統が受け継がれていくのですね。


 

本来エイサーは、地元では旧盆行事としてその時期にしか行われないので、

なかなかすべての地域のエイサーを観ることができません。

 

うるま市の与勝地区(勝連・与那城)、具志川地区、石川地区の

すべての地域のエイサーが一堂に会すのが『うるま市エイサーまつり』。

約3万6千人もの人々が集まる一大イベントです。


 

踊り手のニーセーター(青年たち)も、

多忙な旧盆行事が終わったあとなので少しは開放されて

「まつり」の舞台そのものを楽しめるようです。

(今年の『うるま市エイサーまつり』は、

8月22日〜8月24日の3日間にわたって行われました)


 

そしてこちらがコッケイ踊りが有名な平安名青年会のエイサー。

同じ与勝地区の平敷屋エイサーと同様、パーランクー(一番小型の小太鼓)

 を使ったエイサーのスタイルなので、平敷屋よりもゆったりした踊りが特徴です。

また隊列の変化も見所です。


 

ほかにも、手踊りの女性たちの頭巾が独自のかたちをしていて特徴的ですし、

何より、彼女たちの笑顔と気合いに満ちた演舞に、恋してしまいそうになります。


 

同じ与勝地区にある、与那城青年会のエイサーは、個性的で魅力的なエイサーを演舞します。

 

平敷屋とは、バチの持ち方が若干違いますが、

そのちょっとした違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

いっぽう、同じパーランクーを使いながらも、

エイサーのスタイルが違うのが、赤野青年会のエイサー。

(今回は出演していませんが、有名な屋慶名や比嘉のエイサーも

赤野と同じルーツではないかと思われるスタイルのエイサーです)

 

 

特徴としては、隊列の並びが美しく、その変化も見事です。

スタンド席から俯瞰してみるとより分かりやすく楽しめます。

(『うるま市エイサーまつり』はスタンド席も無料です)

 

 

赤野エイサーのスタイルから独自の変化を遂げたのが、

平安座(へんざ)のエイサー。

大太鼓がバチをくるくる回転させながら叩くところが

ほかにはないスタイルです。

 

 

そしてうるま市を代表するエイサーといえば、

やはり、平敷屋青年会のエイサーでしょう。

今年は、平敷屋青年会(東)が本祭の初日に出演し、

平敷屋青年会(西)が最終日のトリをつとめました。

 

バチさばき、足はこび、

一糸乱れぬ演舞はとても芸術的で、

魂がふるえるほど感動します。

 

来年の『うるま市エイサーまつり』は、

第10回目という節目を迎えます。

ぜひ本物のエイサーを生で!

「伝統エイサーの郷うるま」でご覧いただけたらと思います。

 

うるま市エイサーまつり公式HP:http://www.city.uruma.lg.jp/6/5165.html

 

■ 編集部追記
次回は以下の日程で開催予定です。ぜひご参加ください。
<うるま市エイサーまつり>
日程/2017年9月23日(土)〜24日(日)
場所/うるま市与那城総合公園陸上競技場
Webサイト/http://www.city.uruma.lg.jp/culture/1249/1409

 

 

沖縄CLIP編集部

 

沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。

Information