出会った瞬間に惚れてしまう沖縄の手仕事、工芸を集めた宜野湾市のギャラリー・ショップ「kufuu(くふう)」
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post : 2014.09.21 12:00
※この記事でご紹介している店舗は閉店いたしました。
宜野湾市大山にある沖縄の手仕事、
工芸を集めたギャラリー・ショップ「kufuu」。
沖縄の手仕事の魅力を伝え、
日々の暮らしを楽しくするお手伝いがしたい。
コンセプトは暮らしの中の工夫です。
光が射し込むギャラリーには、陶器(やちむん、作家もの)、
琉球ガラス、紅型・織物、彫刻、木工・漆芸、シーサーが展示されています。
「ギャラリーは、建築設計、グラフィックデザインのデザインオフィスに併設しています。
オーナーが建築の設計をするときに外観のデザインだけではなく、
家の中にある暮らしもデザインしていきたい。ちょっとした工夫で生活を
豊かにしたいとの思いが反映されています」と、
ショップマネージャーの田港真紀子(たみなとまきこ)さん。
ベテランのガラス作家、Glass studio尋(屋我平尋/やがへいじんさん)の
琉球ガラス、雲海グラスと一輪挿し。
沖縄の自然の色、海、空、花を表現しています。
屋我さんは、もともとステンドグラス作家だったそう。
色と光をきれいに表現したいということで再生ガラスだけではなく、
オリジナルのカラー配合で制作しています。
カラフルな色彩が特長ですね。
金城宏次さんの紅型のトートバッグ。
飲料水、ハイビスカス、梅をモチーフに
伝統的な柄からアートな柄まで幅広い作風です。
国吉真由美さんのカップ&ソーサー。
奥にあるのはエッグスタンド。
表面に飾っている石畳のような模様があります。
これはサンゴのカケラを押し付けて模様をつけています。
真由美さんは、お父さんである陶芸家の故・國吉清尚さんから
ものづくりの精神を引き継いでいる人です。
茶色いやさしい雰囲気の焼きものが多く
男女問わず、一目惚れして買って行く人が多いとのこと。
国吉真由美さんのキャンドル・ホルダー。
絵本に出てくる架空の世界のような独特の雰囲気があります。
素材を活かした作品作りが並ぶ、木工・漆芸の手仕事。
色鮮やかな謝敷真起子(じゃしきまきこ)さんの漆のお皿がきれいです。
木地にリュウキュウマツを使用しています。
アセロラ柄がキュートなカタチキの紅型クラッチバッグ。
全面的に紅型を押しつつも、伝統的すぎず
日々の暮らしにすぐ活用できるアイテムです。
カタチキのストール(藍/絹地)は、女性に断トツ人気。
センスのいいスタイリッシュな女性に似合うストールです。
「広い空間でゆったり、じっくり作品を見てください。作品はどれも1点もの。
世の中にひとつしかないものです」と、田港さん。
ギャラリーでは、花器、タペストリー、額絵もあり、
暮らしを彩るインテリアとしても楽しんでもらいたいとも。
芸術の秋、沖縄の手仕事の工芸に触れてみたいですね。
gallery shop
kufuu
住所/沖縄県宜野湾市大山2-22-18
営業時間/10:00~18:00
電話/098-890-4095
定休日/水曜日、木曜日
沖縄CLIPフォトライター 宮島 修
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