波照間島の景色にとけ込むオシャレなお店仲底商店shop+café
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post : 2014.09.30 12:00
石垣島から高速船で約1時間、
日本最南端の有人島、波照間島(はてるまじま)。
約540人が生活する小さな島ですが
かわいいお店がいくつもあります。
名石(ないし)集落にある、仲底商店もそのひとつ。
波照間らしいデザインのオリジナルグッズのほか、
島内在住の人たちがつくったアクセサリーなどが並んでいます。
オリジナルの手ぬぐいは、たくさんのカラーバリエーションが。
モチーフは、島で夏前に見ることができる南十字星と
島にたくさんいるヤギ。
Tシャツも、「毎日ヤギとあそぶ時間が楽しみなの」と
嬉しそうに話すオーナーがデザインしたもの。
このほかにも様々なテイストのTシャツがそろいます。
エコバッグにも、さりげないヤギのスタンプが。
名物は島酒アイス。
波照間島で製造されている唯一の泡盛、「泡波」をつかっています。
半年をかけて、レシピを完成させたというこのアイスは
ひとくちいただくと、ふわっと泡波の風味が広がり
とても爽やかな味わい。
波照間にきたらぜひ味わってほしい一品です。
ほかにも、その日によって、黒糖やシークワサー、ハイビスカス味などが登場します。
一から手作りで、乳化剤や安定剤などを使用していないため
身体にも優しいのが嬉しい。
以前は、食品や日用品を扱う島のふつうの商店だった仲底商店。
2003年にリニューアルオープンしました。
手がけたのは、オーナーの仲底美貴さん。
長野県出身で、地元で町おこしの仕事をしていた美貴さんは、
そこで旦那さんと出会い結婚。
その後も長野で生活を送っていましたが、
ひょんなことから旦那さんの生まれ島、波照間にくることに。
以前、旦那さんの両親が営んでいた商店は
閉めてからしばらく経ち、倉庫のようになっていました。
もったいないし、波照間のいいところを
もっと広められるようなお店をつくろうと一念発起したといいます。
そして2011年には、お店の裏手に
gallery+shop+café 仲底商店をオープン。
島にゆかりのある人たちの写真展などを行ったりしながら、
また別のオリジナルグッズや美貴さんが丁寧にセレクトした
グラスや食器、アクセサリーなどを販売しています。
今では、仲底商店を目当てに波照間までやってくる人がいるほどに。
そして、美貴さんの明るい人柄が、人を呼んでいるはず。
「島に来たときはあまりおみやげもなかった。
波照間は、海も星空も本当にきれいだけど、それだけじゃない。
来た人に楽しんでもらえるものができたら」と想い描いていた美貴さん。
島の行事や昔ながらの生活を大切にしながら波照間に暮らす
美貴さんが想いが、ひとつひとつ形になっています。
仲底商店shop+café
住所/沖縄県八重山郡竹富町波照間85
営業/9:00~12:00 14:00~18:00
不定休
沖縄CLIPフォトライター 笹本真純
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