沖縄観光情報:【閉店】季節の県産無農薬野菜を中心にした全身で食の喜びを感じるビーガンレストラン

【閉店】季節の県産無農薬野菜を中心にした全身で食の喜びを感じるビーガンレストラン

post : 2014.10.03 12:00

※ Tamie`s Kitchenは2015年7月12日をもって営業終了となりました。


「食べ方は生き方そのものだと思うんです」

 

北谷町(ちゃたんちょう)カーニバルパーク美浜の

観覧車のふもとにオープンしたビーガンレストラン

「Tamie's Kitchen」のオーナー、タミィさんは語る。


 

ビーガンとは、お肉はもちろん卵や乳製品などの

動物性の食材を一切使用しない純粋菜食料理のこと。


 

それだけ聞くととても味気ないものを想像してしまうが

東京でマクロビオティックのインストラクターとして

講演活動やレシピ本をだしていたタミーさんのプロデュースする料理は

野菜だけでできているとはとても思えない様々な味わいがあり、

彩りも美しいものばかりで

普段お肉を食べている人でも満足できる、

とてもクオリティーの高いものだ。


 

ベジバーガーはお肉を使っていないとは思えない

旨味たっぷりのジューシーなもの。

けれどもこんにゃくと豆腐ベースで作ってあるので、

とてもヘルシーで食後も胃が軽い。


 

フィッシュアンドチップスの

ベジフィッシュは芋ベースで作ってあるのに、

まるで本物のお魚の様な食感。

魚の皮にあたる部分は海藻でできている。


 

島バナナを使った

チョコバナナタルトは豆腐にクリームを混ぜてあるので、

甘い物独特の重さもあまり感じない。


 

豆乳のソフトは

豆乳と菜種油、黒糖のシロップでできているので

デザートなのにとてもヘルシー。

それでもまるで本当のミルクで作られたかの様な

しっかりとした甘い味わいだ。


 

ランチタイムにもディナータイムにも食べれるプレートは

玄米と7種の県内産、季節の無農薬野菜を中心にしたおかずに、

スープがついてくる。

白砂糖も一切使わない。

代わりに通常の石灰で固めて作る黒糖ではなく

沖縄の昔ながらのサンゴで固める黒糖を使っている。

 

「同じ黒糖でも作用が穏やかで、身体をあまり冷やさないんですよ」

 

ひとつひとつの食材の選び方に

深いこだわりを感じるのは、タミーさん自身が

「選んで取り入れる」ということにとても重きを置いているから。


 

「食べることは、その食材からDNA、つまり情報を

いただくっていうことだと思うんです。

そしてそれは自分の身体の一部になって、心身ともに影響を受けていきます。

意識的に食べ物を選んで行くことで、自分の身体にどういう変化が起こるのかを

把握することが出来るし、

それによって身につける物を選ぶ意識が生まれたり

環境への問題に気づくきっかけにもなると思っています」

 

けれども、ビーガン料理は特別な存在ではなく、

昨日重いものを食べたので今日は菜食にしてみよう、とか

それくらい気軽な存在であってもいい、という。


 

ピュアな大地の恵みを身体にとりいれて

頭だけでなく全身で食の喜びや楽しさを感じてみてほしい。

 

※ Tamie`s Kitchenは2015年7月12日をもって営業終了となりました。

 

Tamie`s Kitchen

住所/沖縄県中頭郡北谷町美浜15-69 カーニバルパークミハマ 214号室

TEL/098-989-9316

E-mail/info@tamies.net

Open/11:00〜23:00

Close/Tuesday

Webサイト/http://tamies.net/

沖縄CLIPフォトライター Sandy

 

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Information

北谷町美浜15-69