沖縄や日本各地のクラフトビールと 料理とのマリアージュを楽しむ大人のビアパブ

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初回投稿日:2014.10.27
 最終更新日:2024.03.27

沖縄や日本各地のクラフトビールと 料理とのマリアージュを楽しむ大人のビアパブ

「クラフトビールは、一口一口味わいながら食事と一緒に楽しむものなんですよ」



北谷町砂辺(ちゃたんちょうすなべ)にあるクラフトビアパブ Beer Rize のオーナー待鳥さんは言う。



クラフトビールとは、小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビールのことだ。
その為、大手ビールメーカーでは出せない、ビアスタイルに合った最高の味わいを作り出すことが出来る。

その数は100種以上にも及ぶという。試しに一口沖縄のクラフトビール、ニヘデビールのアルトを口に含むと芳醇な麦の香り、軽い甘みと旨味が口いっぱいに広がった。

ニヘデビールは「にーふぇーでーびる」、沖縄の「ありがとう」という言葉からその名がつけられたビール。
沖縄県南城市にある南都酒造所で作られているビールで国際ビール大賞を7年連続受賞したり、ビールのオリンピック「ワールドビアカップ」でも受賞している。

「このビールはソーセージや肉などの焼料理ととても相性がいいんです」すすめられるままにソーセージを頂いてみると、ビールの香ばしさとソーセージの香ばしさがそれぞれ高めあいたまらなく美味しくなった。



ソーセージにもこだわりがあり県産豚のソーセージを特注で発注、来年からは全て自家製ソーセージにする為に現在試作中だ。
最近はビールの世界でも、「マリアージュ」という言葉が浸透し、それぞれのビールの個性にあった料理をつまみ、お互いの味を高めあうことを楽しむ。

Beer Rizeでは沖縄の全てのマイクロブルワリーと提携しローテーションでそのうちの1~3種類のクラフトビールを提供している。

それ以外にも北は北海道、南は石垣島まで、日本各地からオーナーが厳選したビールを毎日計11種類のタップから飲むことができる。



マリアージュを楽しんでもらうために、おつまみの種類も多彩だ。もちろん、待鳥さんや店員さんに聞けば、それぞれのお酒に合うベストなおつまみをおすすめしてくれる。

福岡出身の待鳥さんは18歳の頃からバーテンダーとして働いていたが、沖縄に移住した5年前にクラフトビールに出会い、その美味しさと奥深さに魅了されたという。

そして待鳥さん自身が「この街にこんなお店があったら」という思いを形にするために、3年前に砂辺にお店をオープンした。



「土地柄外国人のお客さんも多く、彼らはクラフトビールに詳しいので楽しんでもらえてますよ」、ナンパやあまりにも騒がしい人はお断りだという。

あくまで紳士淑女に飲み物、雰囲気、料理、会話を楽しむ場所を安心して提供したいためだ。

そんな「紳士淑女」という言葉を象徴するかのようにBeer Rizeではエールやシングルモルトなどにもマッチする葉巻を置いてあり、ウイスキーやコニャックなども90種類以上ある。



グラウラーでのビールの計り売りも行っており店頭で飲むよりも1割引で提供してくれるので、ビーチパーティやホームパーティで気の利いたビールが飲みたいときにはうってつけだ。

「大人の社交場」そんな言葉がぴったりのBeer Rizeでビールと料理の新たな楽しみ方を、異国感溢れる空間とともに味わってほしい。


 

Craft Beer Pub Beer Rize

住所 /
沖縄県北谷町宮城1-464-1F
電話 /
098-911-2278
定休日 /
月、火
営業時間 /
18時00分~23時30分
サイト /
https://beerrize.com/
Facebook /
https://www.facebook.com/beerrize/

沖縄CLIP編集部

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