先人から受け継いだ「みんさー織り」を体験【PR】
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post : 2014.12.09 18:00
八重山の伝統工芸として広く知られている「みんさー織り」は、
古くから女性が思いを手織りの帯に込めて好きな男性へ贈るものと伝えられています。
みんさーの特徴である絣模様(かすりもよう)は、
「いつ(五)の世(四)までも末長く」という乙女心を意味します。
ムカデ模様には「足繋くおいで下さい」という当時の通い婚の風習が伝えられているものです。
結婚時には九つと八つの絣柄を織り、「心を一つに」の思いで嫁いだと伝えられています。
みんさーの歴史には、こんな男女のロマンティックな背景があったのですね。
今回は「みんさー織り」の中で「花織みんさ」を織り上げます。
青、黄、ピンクなど様々な色の糸を紡ぐ織り機があるなかで、
まずは好みの色の機織り機を選びます。
事前に店頭で商品を目にして出来上がりのイメージを想像しておくと、
あまり迷わずに済むかもしれませんね。では、早速木製の機織り機の前に座ります。
「オリヒメとヒコボシのうちなーすがい(沖縄のお出掛け着)」を羽織って編み上げます。
※衣装は変わる可能性があります。
はた織り体験では、携帯ストラップ、しおり、コースター、ティーマット、
ミサンガ、石垣島の風景織のなかから好きなものを選ぶことができます。
今回は、ストラップを作ることに決定。体験内容を選んだら、
はた織り職人が手取り足取り、丁寧に手順を教えてくれます。
今回は鮮やかな黄色を選びました。
では早速、ひとつひとつ織に糸を通して作りあげていきます。
最初は慣れずにゆっくりスタート。経糸(たていと)に横糸を通し、
糸を通し終わったらくぐらせた糸を、道具を使って丁寧にトントンと手前に寄せていきます。
ちょっと油断するとたるみが出たり、きつすぎたりしてなかなか安定しません。
これはかなり集中力が必要です。
はた織り職人から、みんさー織りの歴史を聞きながら手を動かしていきます。
はた織り職人と一緒にゆんたく(おしゃべり)しながら、一つ一つ手作業で作りあげていきます。
完成した八重山上布をはた織り職人の指示の元、携帯ストラップを作ります。
完成したみんさー織りを携帯ストラップのサイズに合わせて切って、糸を通して、
最後の留め具用として、好きな色の石を選びます。
色によって、健康、恋愛、仕事など様々な意味があるとのこと。
何色を選びましょうか。色はオレンジ、青、水色、黄、緑があります。
さて、世界にひとつしかないオリジナルの
「みんさー織り」オリジナル携帯ストラップの出来栄えは?
詳しくはリトハクをチェック → http://ritohaku.okinawastory.jp/yaeyama/4680/
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