沖縄観光情報:海だけじゃない!山や森そして川も魅力がいっぱい!【PR】

海だけじゃない! 山や森そして川も魅力がいっぱい!【PR】

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post : 2015.02.14 21:00

 

皆さんはホタルの語源をご存知ですか?

ホタルの語源は「火垂る」「火照る」「星垂る」など,いろいろな説がありますが、

いずれも光ることに関連していると言われています。

沖縄では、星(ふし)が垂れる=フタルがホタルになったと言われているそうです。

豊かな森の中で多様な生物が生息している久米島ですが、

沖縄県の天然記念物に指定されている「クメジマボタル」はここ久米島にだけに生息しているホタルです。

天然記念物クメジマボタルはゲンジボタル、ヘイケボタル同様に水生ホタルで、

幼虫の頃は水中で生活します。4月下旬~5月上旬になると、クメジマボタルの乱舞を見ることができます。

今回、その貴重な「クメジマボタル」について学べる久米島ホタル館に行ってきました!

クメジマボタルと久米島の身近な生き物など

多様な生態系を勉強して豊かな水と緑の久米島を学んでいきましょう。

 

 

まず初めにホタル館展示室に行ってみましょう。

館内では、ホタル館のスタッフが分かりやすく案内してくれます。

 

久米島は昔、米作りが盛んな島として有名でした。

米作りが盛んな島は水にも恵まれており、豊かな自然が育まれていました。

 

久米島は水が綺麗だったので、ホタルの生息地として最適な場所だったとのことです。

 

昔、おじぃやおばぁは、水が張ってある田んぼ野道にはホタルの光が

昼間のように照らしていたホタルを捕まえ、優しい光を楽しんでいたそうです。

 

 

ホタル館の中で学んだ後は、久米島の自然環境と今残された貴重な生物の生息空間として

ビオトープ=生き物たちの生活場所を訪れました。

 

まずはホタル木道ビオトープへ!

ホタルは大きく分けると陸生ホタルと水生ホタルの2種類あります。

 

陸生ホタルとは、カタツムリやミミズ、ヤスデなどの湿り気を好む土壌動物を食べ、

明るく乾いた林ではなく、林床が湿った場所に生息します。

 

水生ホタルは川面が樹木で覆われている場所の部分的に太陽の光が当たる場所に生息しており、

川でカワニナ(巻貝の一種)を食べて生活しています。

 

早速、陸生のホタルが多く生息する森のビオトープを散策。

ホタル達が捕食しているミミズやかたつむりは人が頻繁に出入りすると踏み潰されることがあるので、

小さな生き物に配慮できるホタル木道が新たにできました。

 

 

この木道のおかげで足元が見えるようになり、

ハブなどの危険な生き物との遭遇を回避しやすくなっているので安心!

また小さな子どもやお年寄り、車イスの方の利用も可能です。

 

 

木道ビオトープを散策したら、川ビオトープ「浦地川」に到着。

 

世界で唯一、久米島にだけに生息している「クメジマボタル」は、

この浦地川でよく見ることができます。直接、この川に入り生き物を探す体験ができますよ。

 

 

次は網を持って、湿地ビオトープへ。

 

久米島の表土の多くは赤土の為、大雨のときは陸地から流れ出て河川や沿岸域を真っ赤に染めていきます。

その赤土が推積することで河川の生き物たちの生息環境は大きなダメージを受け続け、

1990年頃から徐々にクメジマボタルは姿を消してしまいました。

 

赤土流出による生息環境のダメージと流出防止の為その再生を支えているのは、

地元の「久米島ホタルの会」と「ホタレンジャー」の子ども達、そして久米島の各小中学校の継続努力です。

湿地の水は流れがない為、酸素が少ない水になりますが、湿地に棲む生き物たちが、

食物連鎖の過程で水をきれいにしてくれます。川の中に直接入り、

生き物探しをしてみましょう。生き物や魚は肉眼で見られます。

ガイドさんに赤土をこすってもらい、砂利をすくってみたら・・・・・

 

 

まだまだ続く、久米島の生き物さがし。そして、クメジマホタルも!?

 

詳しくはリトハクをチェック ⇒ http://cp.okinawastory.jp/ritohaku/post/4921

 

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