沖縄観光情報:編集長セソコのフォトライター仕事目線。

編集長セソコのフォトライター仕事目線。

post : 2015.02.04 23:00

 

とあるフェリーのなかで。鮮やかな水色に差し込む光が美しかった

 

沖縄CLIPのような観光情報サイトや、観光情報誌はじめとした雑誌、

観光地のパンフレットなどを製作する僕たちの仕事は、取材して原稿を書くライター、

写真を撮るカメラマン、クリエイティブ(HPやパンフレットなど)の企画内容や構成を考える編集、

写真や文字の配置などを決めるデザイナーなど細分化されていて、

それぞれのプロフェッショナルが集まって仕事をしていく、というのが一般的です。

 

宮古島にある民宿。地元の人にとってはなんでもない路地でも、その色合いに目が引かれた

 

ところがここ、沖縄ではいろいろな事情があって、

ライターが撮影も兼ねるということが多々あります。

逆にカメラマンが原稿も書く、というケースもあります。そうやって生まれたのが、

フォトライターという存在です。かく言う僕も東京で仕事をしてる時は、

写真を仕事にしたことはありませんでした。企画・編集とライティングが仕事。

写真は必ずカメラマンにお願いするスタイル。沖縄に来てからは、

写真もオーダーしていただく機会が増え、仕事によっては自分で撮影もするようになりました。

こういった状況は沖縄に来てから初めてわかったのですが、

元々は写真が好きで日頃から撮影はしていたし、

「編集者」としてのキャリアのスタートは「写真業界」で知識もそれなりにあり、

雑誌の製作を通してプロのカメラマンの仕事を間近で見てきたことから、移住をきっかけに、

写真というものに仕事として真剣に取り組もうと決意したのでした。

 

とはいえ撮影と取材を同時にこなす、というのは思った以上に大変な作業です。

撮影中に質問が思い浮かんだり、質問の間にシャッターチャンスが来てしまったり、、 

気持ちを切り替えてそれぞれの作業に集中するのですが、取材だけの時に比べて時間はかかるし、

やっぱり、疲れます 笑 沖縄CLIPのひとつひとつの記事も、フォトライターが現場に足を運び、

そうやってなんとかその場の魅力を伝えようと、

話を聞き、写真を撮り、ひとり思考錯誤した結果なのです。

 

朝日を浴びる御嶽は、神様の存在を感じさせるような神聖な雰囲気

 

もちろん大変なことだけではなくて、楽しい部分もあります。

それは、自分が「良いな」と思った風景を写真に収めることができるので、

記事の中に自分の「視点」が明確に反映され、個性が出しやすいということ。

それはやりがいにもつながるような気がしています。

クリエイティブはライターやカメラマン、複数人の制作者が関わり、

さまざまな感性が交わることでより良いものが生まれるのですが、一方で、

ひとりの強い思いによってこそ生まれる良質なクリエイティブというのもあると思っていて、

沖縄CLIPの場合には、多数決で取材先を決めるよりも、

だれかひとりの「ここをお勧めしたい!」という思いを大切にした方が、

よりその魅力が伝わる記事になるんじゃないかと、思ったりしています。

 

伊良部島の佐良浜港にあるマグロのモニュメント

 

ともかく、いまでは写真はぼくにとって大切な表現方法のひとつ。

技術が足りない分、他の人にはない「視点」を大切に、ぼくがどんな風に沖縄の景色を見て、

魅力を感じているかということを切り取り、届けていけたらいいな、と思っているのです。

 

 

沖縄CLIP編集長 セソコマサユキ

 

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