子供も大人も楽しめるイベント「浦添市組踊まつり」
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post : 2013.09.27 18:00
琉球王国時代から受け継がれている沖縄の伝統芸能「組踊」。
その歴史は300年ほど前、琉球独自の芸能に、歌舞伎、能、狂言などを取り入れ、
中国からの使者をもてなす為に披露されたのが始まり。
9月8日の記事で紹介させていただいた「浦添組踊まつり」の取材に行ってきました。
普段、屋内で上演される組踊を野外で気軽に楽しめる貴重なイベントです。
他にもエイサー、お笑い、沖縄のアーティストのLIVEと盛りだくさん!
今回、披露された演目は、「組踊版ももたろう」
ただ桃太郎を組踊で披露するというわけではなく、少し沖縄風にアレンジされているんです。
桃太郎の宿敵「鬼」の代わりに、沖縄の有名な樹木の精霊「きじむなー」。
お供の動物達は、猿、琉球犬、ヤンバルクイナと沖縄の動物が登場します。
そしてお供に与えていた、あの「きびだんご」が、沖縄のお菓子「サーターアンダギー」。
「鬼ヶ島」ではなく、沖縄北部の「やんばる」に退治に向かいます。
会場でも笑い声がチラホラ聞こえ、子供や大人たちも釘づけ。
正直、「敷居が高い」という印象や「方言がわからない」と言うイメージだった組踊も、
誰もがしっている童話「ももたろう」として見る事で、方言がわからなくても親しみをもって楽しめるんです。
後ろで演奏されている琉球古典音楽の生の演奏、沖縄独特の衣装も見どころの一つです。
今月から毎週末開催している「浦添組踊まつり」。
28日には、組踊の中でも代表的な作品「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」が上演されます。
この機会に是非、ご家族や、ご友人と沖縄の伝統芸能をお楽しみください。
詳細は、うらそえナビ
http://www.urasoenavi.jp/tokushu/docs/2013082100016/
日程:2013年9月7日(土)~10月6日(日)までの毎週末
会場:国立劇場おきなわ前広場 特設ステージ
(沖縄県浦添市勢理客4丁目14−1)
開催時間:17:00~20:00(開場16:30)
お問い合わせ:098-860-7704 組踊まつり事務局(JTB沖縄内)
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