泡盛を回し続ける宮古島の風習「オトーリ」【PR】
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post : 2015.02.25 21:00
沖縄の人はお酒が強い!そんなイメージありませんか?
宮古島の「オトーリ」は宴会やお祝いごとで
延々と泡盛の盃を回し続けるという、その象徴的な風習です。
せっかくなら土地の風習で飲んでみたいという事で、
今回は沖縄CLIP編集部と読者の優さんでオトーリ体験をしてみました!
「オトーリ」はただ延々と回しのみをするだけでなく
決まったルールがあります。
まず基本的に、宮古島の飲み会には司会役の人が居ます。
その司会役がオトーリの開始と最初の「親」を決め、親が口上を述べます。
口上は今日集まった方に対するメッセージだったり、今後の抱負だったり、
どんな内容でもかまわないのですが、人によっては5分、10分と語る人も居ます。
その後親が盃を飲み干して、
参加者ひとりひとりに盃を捧げ、
注がれた人はそれを飲み干し、親に速やかに盃を返します。
一周したら親が〆の口上を述べて、次の人を指名します。
親を中心に時計回りでまわしていくのが「豊年まわり」、
反時計回りでまわすのが「大漁まわり」。
1サイクルで人数分の親ができ、これを延々と続けるのです!
優さんも2サイクルめにはかなり酔っぱらっていい感じに?
人数が多い時は同時に二人の親で回す事もあるとか。
こちらは宮古島の観光課が発行しているオトーリ免許!
オトーリ初めての人には仮免許が発行され、
次からは普通免許、そしてオトーリマスターとして認められると
ゴールド免許が発行されるとか!?
宮古島にはほとんどどこの居酒屋や家庭にもオトーリ用のピッチャーがあり
泡盛酒3、水7の割合で割って作ります。
グラスは100ミリリットルのこぶりのグラスで
お土産屋さんなどで売っているので、
たまに宮古島を思い出して飲みたくなった時は、
友人とオトーリ風に飲んでみるのも新鮮で楽しいかもしれませんね!
優さんの感想
「口上を沢山述べる機会が多かったので、
スピーチ力がつきそうな気がしました!
お酒は薄めに割ってあるのですが、なにせ延々と続くので
気がついたらかなり酔っぱらっていました(笑)
親睦を深めるのにとても面白い風習だと思います!
宮古の人たちは、やっぱりお酒が強い人が多いですね(笑)」
宮古島で暮らす様に巡る、ゆったりとした旅。
体験したくなったらこちら → http://www.miyakojima-style.jp/yukuru/
沖縄CLIP編集部
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