お腹も心も満たしてくれるパン屋さん「AIEN BAKERY」【北中城村】
お腹も心も満たしてくれるパン屋さん「AIEN BAKERY」【北中城村】
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初回投稿日:2023.09.02
最終更新日:2024.08.30
最終更新日:2024.08.30
「あったら良いな」が形になった「AIEN BAKERY(アイエンベーカリー)」は、北谷にある“泊まれるカフェ”AIEN COFFEE &HOSTELの系列店ということで、開業前からすでに話題となり、オープン後も朝から多くの人で賑わう大人気のパン屋さんです。
オープン前から話題になったパン屋さん
もともと恩納村にあるOIST(沖縄科学技術大学院大学)の学食カフェとして始動したAIEN BAKERY。3年間営業した後、2023年7月15日に北中城村(きたなかぐすくそん)の住宅街に移転をしました。
周囲の景観に配慮し「調和にするように」と外人住宅をフルリノベーションしたというAIEN BAKERY。築60年以上の住宅だったとは思えないほどおしゃれな佇まいで、コンクリート打ちっぱなしの内観は現代的でスタイリッシュ。どこを切り取っても絵になります。
公園で過ごすような時間を
お客様視点に立ってニーズを汲み取ることで、お客様が「あったら良いな」と期待するサービスや価値を実現したAIEN BAKERY。
だから、「パン屋」だけど販売スペースだけでなく、購入したパンを持ち込むことのできるイートインルームと、イベントを開催するためのポップアップルームがあり、外には長いベンチが設置されたテラスもあります。
「公園で過ごすような時間が提供できたら、と思っています。訪れた人の気分が高揚する“パワースポット” のような存在になったら嬉しいです」とオーナーの稲嶺恵斗(いなみねけいと)さん。
心地の良い自然光が注ぐ店内には30種類ほどのパンがずらり。
すぐに食べられるお惣菜パンを中心に、ベーグル、塩バターパン、シナモンロールなどバラエティー豊かなパンが並び「あれも、これも」と目移りしてしまいます。
こだわりの素材と製法で旨みを引き出す
北海道や熊本の小麦粉を使い、オートリーズ法(粉と水、モルトを合わせてしばらく休ませる製法)とオーバーナイト法(低温長時間発酵)を取り入れて焼き上げたパンは、小麦の香りと風味、旨みが強く、トッピングする具材にも負けない存在感。
パンと一緒に味わいたいエスプレッソドリンク
コザにあるコーヒーショップ「AMBER HOLIC(アンバーホリック)」の豆を使ったラテやアメリカーノなどのエスプレッソドリンク、自家製チャイ、季節のフルーツを使った酵素ジュースもパンと一緒に味わってみてください。
「AIEN BAKERYは、助けてくれる仲間がいるから完成しました。僕ひとりでは何も出来ません。チームでおいしいパンとコーヒー、空間を提供し、これからもお客様の“あったら良いよね”を実現していきたいです」
これまで北谷(ちゃたん)にある飲食店や、沖縄初のカフェ&ホステル「AIEN Coffee and Hostel」を立ち上げてきた稲嶺さん。
「最終目標はAIEN HOTELを開業することです。西側(北谷や恩納村)は観光客で賑わっていますが、東側はまだまだ未開拓のエリアで、僕はそこで、海と空以外の沖縄を切り抜きたいと思っているんです」
目を輝かせながらそう語ってくれた稲嶺さんのワクワクは、きっとAIEN BAKERYを通してお客様にも伝わるはず。
焼き上がったパンが店頭に並んだそばから売れていくほどの人気店で、お昼過ぎには売り切れてしまうこともしばしば。ぜひ、早めの時間帯に行ってみてくださいね。
AIEN BAKERY(アイエンベーカリー)
- 住所 /
- 沖縄県北中城村仲順263番
- 営業時間 /
- 8:00〜16:00(売り切れ次第close)
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/aien_bakery/
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