冬至の日は、トゥンジージューシーの日

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初回投稿日:2022.12.01
 最終更新日:2024.08.30

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冬至(トゥンジー)の日。一年で最も夜が長くなる日です。

沖縄では冬至の日に"トゥンジージューシー"を作り、火の神(ヒヌカン)や仏壇にお供えをし家族で頂くという、家族の健康と子孫繁栄を願う習慣があります。

 

ジューシーとは沖縄の炊き込みご飯のこと。

トゥンジージューシー
 

トゥンジージューシーの重要な食材は、なんと言っても「田芋(ターンム)」。
冬至の日は、豚肉やしいたけ、人参、かまぼこ、ひじきなどの普段頂くジューシーに田芋を加えます。

田芋

田芋は、里芋を少し大きくしたようなお芋なのですが、畑で作る里芋と違い、水田でできる水芋でタロ芋の一種なのだそう。

田芋は親芋に子芋、孫芋が連なってできることから子孫繁栄の縁起の良い食べ物として沖縄の伝統行事には欠かせない食材なのです。
 

トゥンジージューシー

子どもから、おじー、おばーまで誰でも美味しく食べることが出来るトゥンジージューシー。

沖縄でも寒い時期に入る冬至に家族みんなで食べて、元気に冬を乗り切ろう!という想いのこもった、家族のほっこり温かい気持ちが伝わる料理です。

 

■ 編集部追記 2024年の冬至は、12月21日(土)です。

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沖縄CLIP編集部

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