石垣島 赤瓦のスペインバル

石垣島 赤瓦のスペインバル

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初回投稿日:2015.04.12
 最終更新日:2024.05.17

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石垣島の中心街近く、静かな住宅地にほのかな明かりが灯る、バル コスティーリャがあります。
 
引き戸をあけて中に入ると、心地よい音楽が響く大人な空間。築50年の古民家を改装したとても雰囲気のあるバーです。
 
bar costilla(バル コスティーリャ)の店内
 
スペインバルのコスティーリャは2012年に東京の神田から移転してきました。
 
お店をひとりで切り盛りするのは、桜島克哉(さくらじまかつや)さん。初めて訪れた石垣島で、島の野菜のおいしさに感動し、移転を決心、その旅行中に、いまの場所の契約まで済ませたそうです。
 
野菜をはじめ、地元の素材を多くつかったおつまみや、お肉や魚介料理、パエリアなどしっかりしたごはんものも。お料理のコースが1000円からあって、気軽に飲んで食べられるバーです。

bar costilla(バル コスティーリャ)の食事
 
この日のタパス盛り合わせは、パパイヤなど島野菜のピクルス、オリーブ、スペイン産のイベリコ豚のサラミなど。
 
多くとりそろえたワインはすべて、こだわりのスペインのもの。ワイン以外にも、スペインのリキュールがあったり、ラムの種類も豊富で自慢の品揃えです。
 
bar costilla(バル コスティーリャ)の雰囲気
 
石垣牛はデミグラスソース煮に、軟骨ソーキはトマトソース煮へと、スペイン風のアレンジを効かせたひと品に。
 
サングリアは、マンゴーやパイン、パッションフルーツなど島のフルーツを漬け込んでいます。

bar costilla(バル コスティーリャ)の食事
 
魚介たっぷりのパエリア。レモンをぎゅっとしぼって口に入れると、しっかり出ただしのうまみが広がります。アサリは桜島さんが海でとってきたものです。
 
自分が初めて島のものを味わって感動した時のように、この土地ならではのものをおいしく食べてもらいたいと話します。
 
「costilla」とは、スペイン語でアバラ肉、沖縄ではソーキのこと。スペインに行った時に、訪れたお店のメニューにあった響きが印象に残っていて、それを店名にしたのだそう。
 
bar costilla(バル コスティーリャ)の外観
 
桜島さんの趣味はDJ。島の仲間たちと一緒に、定期的にイベントも行っています。「石垣はおもしろい人が多くて、たくさんのつながりからたくさんのおもしろいことが生まれていますよね」と話します。
 
好きなこと、好きな仕事をマイペースにしていく島の暮らしをとても気に入っているという桜島さん。
 
bar costilla(バル コスティーリャ)のシェフ
 
一度来たお客さんが気に入ってまた来てくれる。遅い時間はお店で、一緒にお酒をのんだりすることもあるそう。
 
そんなに広くない店内。ゆったり流れる音楽。おいしい料理とお酒を味わいながら、心からくつろげるお店です。
 
 

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bar costilla(バル コスティーリャ)

住所 /
沖縄県石垣市大川57
電話 /
090-1701-8806
営業 /
19:00~23:00(L.O:22:00)
定休日 /
日曜
サイト /
http://bar-costilla.jimdo.com/

笹本 真純

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