約18,000点の沖縄本が揃っています。
約18,000点の沖縄本が揃っています。
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初回投稿日:2015.04.11
最終更新日:2024.05.17
最終更新日:2024.05.17
ジュンク堂那覇店2階の沖縄本コーナーには、次々に生み出されている沖縄の”ご当地本”がどっさり揃っています。場所はゆいレールの美栄橋駅から国際通りに向かう沖映通り沿い。アクセスも抜群にいいので、沖縄旅行のはじめにぜひとも訪れてみてください。
担当の香川紀子さんによれば、沖縄本コーナーでは、一般的な流通業者を通さず、直接仕入れをしている出版元が100社にも上るというから驚き。「ガイドブックには載っていない沖縄」が切り取られ、形になった本たちは、ピリリと効くスパイスとなって、あなたの旅をひとあじもふたあじも違うものにしてくれるはずです。とはいえ、約18,000点という圧倒的な数とディープさに、本棚散歩だけで数時間を費やしてしまう危険が。本好きの方は沈没注意、ということで、香川さんと那覇店店長の細井実人さんそれぞれに、オススメをピックアップしていただきました。
まずは、発売以来、売れ続けているという「絵で解る琉球王国 歴史と人物」。首里城をはじめとする歴史的建造物が、よりイキイキと感じられそうです。「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること 沖縄・米軍基地観光ガイド」も同じく売れ筋とのこと。歴史的な背景を知ることで、沖縄の独特な文化や風土をより深く味わえる、という観点では、「復帰前へようこそ~おきなわ懐かし写真館~」「沖縄まぼろし映画館」などがオススメだそうです。
細井さんのオススメは「ナンクルナイサーで会社経営は続かない」。「中身はいたって真面目なビジネス書ですが、タイトルが秀逸です」との言葉通り、タイトルを一目見て、「そりゃそうだ!」と。思わず笑ってしまいます。そして、第一回沖縄書店大賞の郷土書部門に選ばれた「おばぁタイムス」も要注目。「おばぁタイムス」は、地元紙「沖縄タイムス」で10年続く四コマ漫画。夕刊に掲載されていた初期の作品をまとめた単行本で、沖縄のほのぼのとした日常の空気を感じることができます。
他にも、伝統工芸や海の生き物などを掘り下げた書籍、写真集など多種多様。ここでの本との出会いはきっと、”沖縄でしかできない、私だけの沖縄体験” へと誘ってくれる扉となるはずです。
ジュンク堂那覇店
- 住所 /
- 沖縄県那覇市牧志1-19-29D-NAHA B1F-3F
- TEL /
- 098-860-7175
- 営業時間 /
- 10:00-21:00
- 定休日 /
- 無休
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