グラスアート藍で吹きグラス体験

グラスアート藍で吹きグラス体験

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あそぶ

初回投稿日:2015.03.13
 最終更新日:2024.05.20

最終更新日:2024.05.20

グラスアート藍で吹きグラス体験 クリップする

琉球歴文化体験モニタープログラム

県内に、点在しているガラス工房のなかから、

名護市にある“グラスアート藍”の“吹きグラス体験”をご紹介します。
 

 

グラスアート藍の吹きグラス体験の魅力は、

なんといっても“100%自分で吹けること”

扱いにくい、溶けたガラスを使用することから、

工程の全てを体験者が吹ける工房は少ないんだそう。

 

それでは、さっそく体験してみましょう。

お店に着いたらまずは、何を作るかを決めます。

コップ、お皿、サラダボウルから、好きなものをひとつ選んだら、

色合いと、デザインを考えます。

 

クリア・泡・ピンク・青・水色・黄色・緑を6種類から

体験するガラス製品のベースの色を選び、

次に25種類ある大小あるカラフルなガラス片を2~3種類組み合わせ、

色合いとデザインを自分自身で作り出していきます。

 

沖縄の海をイメージしたものや、トロピカルな南国をイメージして、

そして、沖縄の思い出をイメージしてデザインしてみたり。

考えて選ぶ時間もまた、楽しいひと時です。


 

手袋と腕カバーを付けて一通りレクチャーを受けたら、

いざ、琉球ガラス作り!

火山のマグマと同じ温度の溶けたガラスは、

とても扱いにくく、一歩間違えると火傷してしまう危険でもあるので、

スタッフさんの話をしっかり聞いてくださいね。

 

最初は、ピンポン玉ほどの”下玉“と呼ばれている

溶けたガラスを吹いていきます。

ふーっと空気を吹き入れながら、吹き竿(棒)をクルクルと回します。

自分で回すこともできますし、

不安な方はスタッフさんがクルクルと回してくれるので、安心です。

 

私も体験させて頂いたのですが、予想以上に空気を吹くのには力が必要でしたよ。

おもいっきりよく、それと同時に、丁寧に吹くことが大切だなと思いました。


 

ガラス玉は冷えると固まってしまうので、

スタッフさんたちがガラスを温めなおし、そしてガラスを足してくれます。

どんどんと形が見えてきました。

最初に選んだガラス片も付き、完成が見えてきます。

 

完成が見えてくると、次第に気持ちもウキウキとしてしまいますね。


 

吹く作業が終わると、次は飲み口になる部分を作っていきます。

口を開く作業には、トングの先が尖ったような“はし”と呼ばれている道具を使い、

徐々にはしを開いて行くことで、口の大きさを作り出していきます。


 

工程の確認と、はしのレクチャーを受けたら、さあ本番。

油をつけたはしで口を広げていきます。

「わぁ!」思わず驚きの声がでてしまいました。

温められたガラスと油が反応し、炎が!


 

思わず、驚きの顔。

少し、動揺してしまいましたが、

ここは冷静に続けてコップの口を広げていきます。

どのぐらい広げるかによって、コップの口のサイズが決まります。


 

口を広げたら、最後にコップを形成します。

くるくると吹き竿を回しながら新聞紙を巻きつけた棒で、コップの側面を抑えます。

形成が終わると、体験は終了。

吹き竿からコップをスタッフさんが切り離し、1日じっくりと冷やします。

 

終わると安堵感と共に、どんな出来上がりになるのか、楽しみでなりません。

100%自分で吹き、そして形成も行うので、達成感と満足感もたっぷり。

作るものによって、時間はかわりますが、

作り始めてからはわずか10分〜15分(デザイン考案時間除く)ほど。

翌日に工房へ受け取りに行けば、すぐに完成したグラスを手にできますよ。

また、自宅まで郵送(送料別途)することもできるので、

観光の途中でも荷物にならなくて良いですね。


 

出来上がったのが、こちら。

八重桜をイメージした色合いは、優しいピンクいろ。

ぽつぽつとついた、ガラス片は溶け、手でもったときに、

触り心地が楽しいんですよ。

 

こんな素敵なガラスが出来上がったら、

何を入れようかとワクワクしてしまいますね。


 

ご家族やお友達と複数個作れば、こんな素敵な朝食も楽しめます。

小学生から体験することもできるので、

家族旅行の想い出にもぴったり。

最近では、結婚式の時にご両親へプレゼントするためにと、

カップルやご夫婦の方が訪れることも多いのだとか。

自分でデザインを考え、作ったガラスを、

プレゼントしたら喜ばれることでしょう。

 

沖縄旅行で忘れることのない、体験を。

グラスを見るたびに、沖縄での忘れられない

楽しいひと時が浮かぶことでしょう。

グラスアート藍

住所 /
沖縄県名護市中山211-1
電話 /
0980-53-2110
営業時間 /
9:30~17:00
HP /
http://www.glassart-ai.jp

沖縄CLIP編集部

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