【沖縄の海の世界】慶良間諸島・阿嘉島の海

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あそぶ

初回投稿日:2016.09.01
 最終更新日:2024.06.12

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那覇から高速船で約1時間、慶良間(けらま)諸島のほぼ中央に浮かぶ阿嘉島(あかじま)。人口300人足らずの小さな島には、国内外を問わず、多くの観光客の方が海遊びをお目当てに訪れます。
 
浜辺
 
白い砂浜とコバルトブルーの海が見る者を一瞬で魅了するニシハマ、ウミガメに会えることからここ数年人気上昇中のマジャ、ちょっぴり隠れ家的なヒズシ、アップダウンの激しい山道をクルマで約15分のクシバルなど、シュノーケリングを楽しめるポイントがいくつもあります。
 
サンゴが見える海
 
ボートに乗らずとも、慶良間の美しい海へ、直接アクセスできるところが阿嘉島の最大の魅力です。
 
サンゴ礁
 
サンゴ礁
 
ひとくちに「サンゴ」と言っていますが、サンゴには2つのグループがあります。サンゴ礁を形成する造礁サンゴ(イシサンゴ)と宝石サンゴです。造礁サンゴは浅い海で早く成長し、宝石サンゴは深い海でゆっくりと成長します。ふだんシュノーケリングで私たちの目を楽しませてくれているサンゴは造礁サンゴなのです。
 
サンゴ礁
 
阿嘉島臨海研究所の2008年の資料によりますと、阿嘉島を中心とした慶良間海域には、14科59属248種の造礁サンゴが生育しているそうです。
 
サンゴ礁
 
日本国内にはおよそ400種の造礁サンゴが確認されているそうですから、慶良間の海には、国内の約62%の造礁サンゴが元気に育っているということです。
 
サンゴ
 
阿嘉島の魅力は、色とりどりのサンゴが元気な素晴らしい海だけではありません。波の音が穏やかに響く島の夜は、天の川が煌めく満点の星空が楽しめます。阿嘉島は日帰りも可能ですが、ぜひお泊りになって、打ち寄せる波の音を聞きながら、星降る島の夜を過ごしてみてください。
 
サンゴ礁
 
さぁ、シュノーケリングセットを携えて、あなたのお気に入りの楽園を探しに、阿嘉島の海へゆっくりとお出掛けしてみませんか?
安積美加

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