重さはなんと約1kg! 大勢で分け合えるからさらに美味しい、宮古島産・有機栽培で育った幻の「赤キーツマンゴー」。
重さはなんと約1kg! 大勢で分け合えるからさらに美味しい、宮古島産・有機栽培で育った幻の「赤キーツマンゴー」。
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初回投稿日:2016.08.05
最終更新日:2023.12.04
最終更新日:2023.12.04
赤紫色をしたこちらのフルーツ… 初めて見るという方も多いと思いますが、実はマンゴーなんです。一般によく見かける(アップル)マンゴーはその名の通り鮮やかな赤。キーツマンゴーは緑色なので、たしかに見慣れない容姿。
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こちらは、一般的に市場に出回っているアップルマンゴーに比べて2倍サイズに育つ「赤キーツマンゴー」。小玉すいかと同じぐらいの大きさで、重さはひとつ800~1kgほどにまでなります。生産農家が少ない上に収穫量が少ないため“幻のマンゴー”と呼ばれ、高級フルーツの代表=マスクメロンと並ぶ価値があると言われています。
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
そんな幻の赤キーツマンゴーを10年ほど前から宮古島で作り続けているのは『山の実マンゴー園』の田上 哲哉(たがみ てつや)さん。隆起したサンゴ礁でできた宮古島の土壌にはミネラル分が多く含まれており、また年間を通して温暖な気候は、甘くて美味しいマンゴーを育てるのに好条件だそうです。

約8,000㎡の山の実マンゴー園は、家族だけで切り盛りをするアットホームな農園です。化学肥料は一切使わず、有機肥料のみで栽培しているので安心・安全! 旅のお土産としてだけではなく、お中元としても喜ばれています。
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マンゴーはとてもデリケートな果実なので、その栽培には最大限の配慮が必要です。十分な日差しを受けられなかった実は色付きが悪くなり、逆に直射日光に長時間当たってしまうと果肉の組織が壊れ、そこから傷みが始まってしまうのだそうです。そして風に弱いのも難点です。風が吹くと実が熟す前に地面に落ちてしまい、商品になりません。そのため、実がある程度の大きさになったところで袋がけをし、落下するのを防ぎます。こうすることで病害虫の被害も避けられるそうで、大変手間はかかりますが、美しくて美味しく仕上げるためには欠かせない作業だそうです。田上さん一家の手間隙と細やかな心遣いがあってこそ、おいしいマンゴーが育つのです。

赤キーツマンゴー(右)の収穫時期は6月頃から始まる沖縄の一般的なアップルマンゴー(左)よりも遅く、8月の中旬頃。完全に熟す前に収穫し、一定期間貯蔵して追熟させたのちに出荷をします。つまり、いまがまさに収穫の頃。
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ひとつの木から収穫できるのは80個前後だそう。今回は特別に、こちらの木から採取された赤キーツマンゴーを20個限定で皆さまの元へお届けします。宮古空港の目玉商品としても販売されている赤キーツマンゴーは「珍しくて美味しい!」と大評判。
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一度見たら忘れられないほどの大きさ! 大きな大きなマンゴーは、大勢で分け合ってお召し上がりください。瑞々しくなめらかな口当たりのマンゴーは、上品な甘さが後を引きます。「実がこんなに大きいと種も大きいのでは?」と不安に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。種は一般的なマンゴーと同じ大きさなので、むしろ実が贅沢にぎっしりと詰まっているんです。自宅に到着したら、あわてず熟すまで常温で保存してください。柔らかくなったら食べ頃です。

赤キーツマンゴーをカットし始めると、トロピカルな香りがキッチンに広がり、食べる前から幸せな気分に♪ そして一口。食べた瞬間、とろけるほど柔らかく瑞々しい果肉に驚きました。上品な甘さと風味が口一杯に広がり、しばらくその余韻に浸ってしまいました。
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