波照間島のひんやりシャキシャキかき氷「パーラーみんぴか」

波照間島のひんやりシャキシャキかき氷「パーラーみんぴか」

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初回投稿日:2014.06.23
 最終更新日:2024.05.21

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琉球歴文化体験モニタープログラム

八重山の南の果ての島、波照間島(はてるまじま)。

石垣島から1時間あまりのゆらり船の旅。

船の発着所は遠い昔、桟橋であそんだ記憶を思い出させる風景。

 

波止場からニシ浜の方へ程なく進むと、分かれ道。

息子とふたりてくてく集落の方へ歩いて行くと、

可愛らしいバス亭みたいな看板がひょっこり現れました。


パーラーみんぴか看板

 

どうやら、パーラーみたい。「氷」と書かれたのぼりは、

文字の読めない息子でも「かき氷〜!」とわくわくオーラを放出。

「お姉ちゃんたちには内緒だよ」と、カウンターのお品書きを吟味。

 

マンゴー、パッションフルーツ、シークヮーサー。

南国ならではの品揃え、何にしようか頭を悩ませ

目を泳がせてたら飛び込んできたのが

 

「はてるまブルー」

 

パーラーみんぴか 入口

 

見つけた瞬間、反射的に

「はてるまブルーください!」

と頼んでました。息子の瞳も好奇のまなざしでキラキラ。

 

はてるまブルー、一体どんなブルーなんだろう、

早くみたい(食べたい)。。。

ドキドキとワクワクを抑えつつ

店の中を見渡すと壁に何気なく掛けられた

三線(さんしん)とウクレレ。


三線(さんしん)とウクレレ

 

友人のよく使う「あろはいさい!」

(ハワイのこんにちは「アロハ」と沖縄のこんにちは「はいさい」の造語)

という挨拶を思い出してみたり。

きっと夜はこの島で三線の音とウクレレの音が聞けるのかしら

なんて勝手に思っているうちに「はてるまブルー」がやってきました!


はてるまブルー

 

重なり合うさわやかな水色と、

エメラルドグリーンのあまりの綺麗さに

息子と二人で

 

「はぁ〜」

 

とため息。

 

エメラルドグリーンのかき氷

 

二人でひとつのかき氷をこぼさないように

ゆっくりとすくって一口頬張ると、

ひんやり、さわやか。

控えめなメロンの甘みとすっきりとしたブルーハワイ。

馴染みのある味わいも、南の果てまで来て味わうと

とちょっと違う一品になったみたいで不思議。

 

崩してしまうのが惜しいような、

そんな気持ちでひとくち、

ひとくち最後までいただきました。

 

忘れられない旅の記憶。

 

ニシ浜から歩いてすぐの「パーラーみんぴか」。

海水浴の合間に、かき氷や、波照間の泡盛「泡波」で

のどかな風景を楽しんで下さいね。

 

パーラーみんぴか

住所 /
沖縄県八重山郡竹富町字波照間465

monobox(河野哲昌・こずえ)

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