沖縄食材「軟骨ソーキ」を使った一品。「とろとろ軟骨ソーキ♪ ブルーベリーと赤ワイン+バルサミコのソース」

沖縄食材「軟骨ソーキ」を使った一品。「とろとろ軟骨ソーキ♪ ブルーベリーと赤ワイン+バルサミコのソース」

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初回投稿日:2016.01.16
 最終更新日:2024.03.27

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「旅行先では、現地のスーパーマーケットへ行くのが何よりも楽しみ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?旅行先で地元の人たちに混じって、見知らぬ土地のスーパーマーケットや市場を覗くのは面白いですよね。私は沖縄に移り住んでもうすぐ3年目を迎えますが、移住したばかりの頃は毎日が発見!でした。まずは野菜コーナー。ハンダマやフーチバー(よもぎ)、ニガナ、モーウイ、ナーベラー(へちま)など、本土では見かけない野菜が並んでいます。生麺コーナーには、焼きそばやうどんの他に様々なメーカーの沖縄そばが並び、鮮魚コーナーにはイラブチャーやミーバイ、タマンなど、これまた初めて目にする魚ばかり。ランチョンミートの種類も充実しており、小麦粉やマーガリン、パンも他県では見かけないメーカーの商品がずらり。 いつか取材してご紹介できれば… と思っています。
旅行に行ったらぜひスーパーマーケットにも立ち寄ってみて下さい。その土地に住んでいる人たちが ‘毎日どんなものを口にしているのか’ が分かって面白いですよ♪
さて、2回目のコラム=Sachikoの『酒の肴』沖縄レシピでは、私の大好きな食材「軟骨ソーキ」を使った一品をご紹介したいと思います。

「軟骨ソーキ」
 
「ソーキ」は豚のあばら骨や肉のことを指し、あばらの骨と肉の付いた部位(=スペアリブ)を「本ソーキ」、そして軟骨の周りに肉がついている部位を「軟骨ソーキ」と呼びます。沖縄そばのトッピングとしても人気があり、煮付けは沖縄家庭料理の定番です。そんな「和」食材ですが、アレンジ次第で赤ワインによく合う一品に。では、レシピに参りましょう。
●とろとろ軟骨ソーキ♪ ブルーベリーと赤ワイン+バルサミコのソース
【材料 2人分】
軟骨ソーキ 500g
ニンニク 1片
ローリエ 1枚
[ソース]
ブルーベリー 40g
バルサミコ酢 大さじ2
赤ワイン(甘くないもの) 大さじ3
醤油 大さじ1
はちみつ 大さじ1
【作り方】
1. 鍋に軟骨ソーキとたっぷりの水を入れ、沸騰させてアクが出てきたらお湯を全て捨てます。ソーキを水で洗い、圧力鍋に入れたらひたひたの水とローリエ、ニンニクを加えて火にかけます。圧力鍋のピンが上がったら弱火にして40分ほど煮て、その後はピンが下がるまで自然冷却します。
 ソースの材料を全て小さなフライパンに入れ、煮つめていきます
 
2. 煮ている間にソースを作りましょう。ソースの材料を全て小さなフライパンに入れ、アルコール分を飛ばすように煮つめていきます。とろっとしてきたらソースの出来上がり。
3. 圧力鍋でトロトロになったソーキと大さじ5杯分の茹で汁、ソースを大きなフライパンに入れ、ソースが全体に絡むように強火で炒めたら完成!

とろとろ軟骨ソーキにブルーベリーソース
 
トロトロ食感の軟骨ソーキはコラーゲンたっぷり。とろける美味しさと甘酸っぱいソースは最高の組み合わせです。ブルーベリーの代わりにレーズンやクランベリー、イチジク、プルーンを使っても。

赤ワインととろとろ軟骨ソーキとパン他
 
料理に合わせてミィディアムボディの赤ワインを用意しました。生ハムにはメロンが、チキンや豚肉には柑橘系のフルーツやリンゴが、そして牛肉にはベリー系のフルーツが合うと言われていますが、ぜひ様々な組み合わせを試してみて下さい。きっと料理の幅がグンと広がるはずです。
 

舘 幸子(たち さちこ)

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