素材も味も自然体で愉しむ、人気の島キュイジーヌ。椰子並木沿いの『cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)』

素材も味も自然体で愉しむ、人気の島キュイジーヌ。椰子並木沿いの『cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)』

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初回投稿日:2017.05.31
 最終更新日:2024.11.11

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cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)
 
本島南部・南城市佐敷(なんじょうしさしき)を走る国道331号線の椰子並木沿いに、『cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)』はあります。“沖縄料理は少し飽きたかも”“沖縄の素材で美味しいものが食べたい”という人へおすすめのお店です。

cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)の店内
 
若きオーナーシェフの日向(ひなた)さん夫妻が営む、小さな庭に囲まれた木の温もりあふれる店内では、イタリアンフレンチをベースにした洗練の“島キュイジーヌ”が味わえます。

cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)の店内
 
オーナー夫妻がヨーロッパの蚤の市などで仕入れたアンティークや雑貨、国内の作家さんの作品やこだわりの雑貨などが小気味よくディスプレイ。カフェスペースとセレクトショップが心地よくミックスされた空間です。

アラカルト
 
お料理は、ランチ・ディナーとも2週間ごとに替わる季節の食材と地魚をメインにしたカジュアルなコース(ランチ1,620円/ディナー2,130円*お肉のついたフルコースディナー3,400円もあり)。アンティパスト(前菜系)・プリモ(パスタかスープなど時期により異なる)・セコンド(お魚)・カフェ(ドリンク)・ドルチェ(デザート)の5品がサーブされます。アラカルトのサイドメニューもシーズンごとの食材が趣向を凝らしたひと皿になって登場します。この日は、アラカルトに「焼きチーズと自家製ジャム」(920円)と「オクラとイタリア産ドライトマトのアーリオオリオ」(735円)をオーダー。

雑貨
 
日向さん夫妻が毎年のように訪れるイタリアやフランスといったヨーロッパへの旅。雑貨の買い付けをしながら、ホームステイやファームステイを通じて家庭料理の味を学ぶそう。さらにレストランやカフェなど各国での食べ歩きで出会う味たち。でも、体で覚えたレシピはあくまで経験! これに地元沖縄の季節の素材の良さを最大限に活かせるよう、日本人ならではの繊細な味覚をプラスしているのだそう。
『素材にとって、もっとも“自然体な”おいしさでありたい。』お店の名前の通り、どんな天秤にもかけられない、日向さん夫妻の料理に対する普遍の思いが“島キュイジーヌ”を生み出しているのかもしれません。

鶏肉のマリネとレンズ豆の前菜
 
さて!コースの最初に運ばれてきたのは「鶏肉のマリネとレンズ豆の前菜」。臭みのない柔らかな鶏肉とレンズ豆の食感の組み合わせが“口福”をもたらしてくれます。

南瓜のスープ プッチーニの器で
 
プリモで登場したのは「南瓜のスープ プッチーニの器で」。

南瓜のスープ プッチーニの器で
 
農家直送の“プッチーニ”という品種の南瓜を丸ごと使い、器に見立てた演出は女性でなくともワクワクしちゃいますよネ。

知念(ちねん)漁港直送 お魚のソテー プロヴァンス風ソースで
 
セコンドは「知念(ちねん)漁港直送 お魚のソテー プロヴァンス風ソースで」。日向さんは、地元知念漁港の仲買権も持っており、毎朝、競り市から直接仕入れる新鮮な地魚がテーブルにのぼります。表面はカリッと中はふわっとソテーされた天然のお魚は、何とも言えず美味。イタリアで取得したオリーブオイルソムリエの資格も持つ日向さん。創り出されるソースはこれまた素材の旨味を引き出す絶妙のバランスです。
 
自家製ジェラード・ケーキ
 
ラストのドルチェ&カフェもアートのような楽しさ。季節のフルーツや自家製ジェラード・ケーキがおいしい時間をしめくくります。
 
ワインにビネガー、パスタなど
 
イタリアから直輸入のオリーブオイルや国内産の有機紅茶。ワインにビネガー、パスタなどなど。まるで小さなマルシェのようにカウンター前に並んだ食材たち。お店でも使っているこだわりの商品が購入できます。
 
自家製コンフィチュール
 
おみやげや贈り物にもぴったりの自家製コンフィチュールは、沖縄産の果物を中心に添加物を一切使わず手作り。アップルマンゴー、バナナ&パッションフルーツ、スターフルーツ&シークヮーサーなど季節ごとの味がそろいます。パンにぬったり、ヨーグルトやアイスにのせたり。お肉やお魚のちょっとしたソースなどにもおすすめです。
 
雑貨
 
お料理も、雑貨も。自分たちのナチュラルな目線で選んだ、飾らない、けれど愛着に満ちたものばかり。女性客やカップルだけでなく、家族連れのファンも多い『BE NATURAL』には、県内各地から常連客が訪れます。“カフェごはん”とひと言で片付けてしまうにはもったいない、口にするごとに、気持ちも背すじもシャンとするような“自然体”のごちそうが待っています。
 
『library』と名付けられた小屋のようなスペース
 
カフェの隣りに佇む、『library』と名付けられた小屋のようなスペースにも、アンティークの道具たちや小物雑貨がところ狭し並んでいます。あまりにモノが馴染んだその空間では、これって商品なの?と思ってしまうほど(笑)。“気取らない”最高の自然体が演出されています。
 

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cafe/zakka BE NATURAL(ビーナチュラル)

住所 /
南城市佐敷字佐敷138-1
電話 /
098-947-6203
営業時間 /
11:30~13:30(LO)
定休日 /
火・水
instagram /
https://www.instagram.com/be_natural_okinawa?utm_medium=copy_link

沖縄CLIP編集部

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