沖縄で1番愛されるクラフトビールを目指す『Island brewing』(宮古島市)
沖縄で1番愛されるクラフトビールを目指す『Island brewing』(宮古島市)
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初回投稿日:2022.10.19
最終更新日:2024.03.27
最終更新日:2024.03.27
サーファー達の秘密基地
宮古島市の中心街にある下里通りから脇道へ抜けると、真っ白な壁に大きな窓が印象的な「Island brewing(アイランドブリューイング)」の看板が目を引きます。
クラフトビール専門店として2021年11月にオープンした「Island brewing」は、「サーファー達の秘密基地」をイメージして、海を愛しビールが大好きなオーナー・土屋 元(つちやげん)さんが開業しました。
海を愛するブリュワリー
土屋さんは2001年に山梨県から宮古島に移住し、カレー専門店や串カツ屋などを手がけてきました。ビールに興味を持ったのは4年ほど前、野生の酵母を自然発酵させたベルギービールの一種「ランビックビール」を飲んだとき。初めて味わう力強い酸味と独特の香りに「衝撃が走った」と言います。
「ビールって面白い」と感じ、色々なビールを飲みはじめました。
それから「ビール専門店を開こう」と決めたのは、マンゴーを使ったビールをはじめて飲んだとき。「宮古島はマンゴーの生産量が日本一なのに、なぜマンゴービールがないのだろう」と思い、「無いなら作ればいいんだ。作るなら沖縄で1番愛されるクラフトビールを目指したい」と思い、ビールに全てをかけるつもりで「Island brewing」を立ち上げたと言います。
初心者でも楽しめる気配り
店内には南国の海をイメージさせるサーフボードが飾られ、木目を基調にした立ち飲みスペース、テーブル席とソファー席があり利用客の気分に合わせた飲み方が楽しめます。
店内の奥側には仕切りがあり、団体のお客様にも対応できるソファ席があります。
注文はセルフオーダー制で、カウンターにはビール初心者でも楽しめるようにビールの名称と金額が分かりやすく黒板に描かれ、味わいを分類する表があります。
宮古島産マンゴーのビール
12種類の生ビールがあり、迷ったときぜひ飲んで欲しい、土屋さんのおすすめのビールは宮古島産マンゴーを使用した「②マンゴーIPA(アルコール度数5%)」
爽やかな酸味と程よく感じる苦味が、フルーティな甘い香りを際立たせます。後味がさっぱりしているので飲みやすいのが特徴です。
種類があって選びきれないという人にはテイスティングセットがおすすめ。通常のグラスよりも少し小さいサイズで3〜6種類のビールが選べるので、お気に入りのビールが見つけられます。
島の素材を使用したメキシカン料理も
写真提供 Island brewing
写真提供 Island brewing
店内では東京・北青山でメキシカンフードを提供していた「Amore n Amigo(アモーレアミーゴ)」の新店舗「viva45°(ビバフォーティファイブ)」がフードを担当しています。島の素材を使用したメキシカン料理とビールの相性は抜群です。
店内中央では世界各国のビールを販売しているほか、自宅でも美味しいビールを飲んで欲しいと始めたレンタルサーバーも口コミで広がっているそう。夏になるとバーベキューやキャンプで利用する人が増えているそうです。
「国籍や地域、性別、年代に囚われず、ビールが好き、海が好き、島が好きな人が集える場所=Island brewingとなり、将来的には島で醸造したビールを販売したい」と語る土屋さん。島産品で作ったマンゴーIPAだけじゃなく、世界各国のビールも取り扱っているので、宮古島を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
Island brewing(アイランドブリューイング)
- 住所 /
- 沖縄県宮古島市平良下里615-1
- 営業時間 /
- 12:00~25:00
- 電話 /
- 0980-79-7156
- 定休日 /
- 無休(台風などの自然災害時は休業)
- Instagram /
- https://www.instagram.com/island_brewing/
※予約はLINEのみ/lin.ee/p2s8yzn
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