人にも環境にも優しいアイテムが揃う那覇のセレクトショップ「AKOH KLOH」
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初回投稿日:2020.10.07
最終更新日:2023.12.18
最終更新日:2023.12.18
昼から夜になる夕暮れ時のことを、沖縄の言葉で“アコークロー”と呼びます。
「日中の暑い日差しから、ふっと涼しい風に変わるこの黄昏時がなんとも言えず好きでした。そんな風に吹かれながら、心地よく穏やかな毎日を過ごしていけたらいいなぁと思って、AKOH KLOH(アコークロウ)と名づけました」。こう話すのは、オーナーの 荒木 瑞枝(あらき みずえ)さんです。
鹿児島県出身の荒木さんは、沖縄が好きで(15年程前まで、数年毎月のように通っていたそうです)「もういっそのこと住んでしまえばいいのに」と周りから勧められるようになり「遊びに来る感覚で、気軽に移住をしてしまいました」と話します。
住みはじめてしばらくした頃「着たい服や日常に置いておくものが、案外ありそうで無い」と感じるようになっていた荒木さんは「だったら、自分で好きなものを集めた空間を設けよう。せっかくだから、皆さんに共有できたらいいよね」と、“自宅の延長感覚”でお店をオープン。
店内に並んでいるのは、荒木さんが“心からおすすめできる”というリネンやウールガーゼなど肌にやさしい素材を使った洋服や、オーガニックコットン100%のインナーウェア、牛革のシューズ、アクセサリー、スキンケアグッズ、器など。20人ほどの作家さんのアイテムに加え、AKOH KLOHオリジナル商品も扱っています。
セレクトする際の基準は“丁寧に作られていて、なおかつ環境にも人にもやさしい”こと。例えばワンピースだったら、できるだけ自然に近い素材から作られたものを選ぶなどしているそうです。
日頃からマイカップを持ち歩いたり、ラップは繰り返し使えるミツロウラップ使用したり、洗濯の際は洗剤の代わりにマグちゃん(マグネシウムで洗う新発想の洗濯用品)を使ったり、生ゴミを堆肥にリサイクルしたり… と環境への負担が少ない生活を心がけているという荒木さん。
荒木さんのように、実生活ですべてを取り入れるのはなかなか難しいかもしれませんが、環境にやさしく、心地良く暮らしていくために、あなたもできることから始めてみませんか? AKOH KLOHにはそのためのヒントが揃っているので、「何から始めれば良いか分からない」という方はぜひ足を運んでみてください。
実は、沖縄県北部の本部町で琉球藍を栽培し、染料づくりから染めもされている荒木さん。
「今後は、化学の力を借りないで、天然の素材だけで染めて、縫製した洋服もお店で販売できるようにしていきたい」と次の目標を語ってくださいました。環境にやさしい暮らしは、人にも心地良さを与えてくれるはずです。
AKOH KLOH
- 住所 /
- 沖縄県那覇市壺屋1-6-1
- 電話 /
- 098-869-1007
- 営業時間 /
- 11:00-17:00
- 定休日 /
- 火曜日
- Webサイト /
- https://www.akohkloh.okinawa
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