石垣島土産に人気!あんだんすー(あぶらみそ)の「島豚ごろごろ」

石垣島土産に人気!あんだんすー(あぶらみそ)の「島豚ごろごろ」

Reading Material

食べる

初回投稿日:2014.03.31
 最終更新日:2024.05.24

最終更新日:2024.05.24

石垣島土産に人気!あんだんすー(あぶらみそ)の「島豚ごろごろ」 クリップする

琉球歴文化体験モニタープログラム

名前の響きが楽しい「島豚ごろごろ」は、

沖縄のおふくろの味「あんだんすー(あぶらみそ)」をとびっきり美味しくつくった

"ほぼ"石垣島限定のお土産です。

 

その名の通り、6ミリ大の豚肉ミンチがごろごろ入った

「島豚ごろごろ」の生みの親は、ゴーヤーカンパニーの創業者 伊良皆誠さんです。

石垣島出身のミュージシャンが大集結したスターバンド「BAGADA BAND」のリーダーでもある

伊良皆さん。取材当日は、ライブ直前のリハーサル会場にお邪魔してお話をうかがいました。


「BAGADA BAND」のリーダー  伊良皆さん

 

「島豚ごろごろ」の味の決め手となっているのは、

石垣島産の三元豚と泡盛もろみ原液です。

泡盛を絞った後のもろみは、タイ米を黒麹菌で発酵させたときにしかできないという「クエン酸」と、

チーズや昆布、かつおぶしに含まれるうまみ成分「グルタミン酸」が豊富な食材。

にもかかわらず、泡盛工場では使い道がなく、廃棄されていました。

 

これに着目した伊良皆さんは、

調査の末に、グルタミン酸と豚肉に含まれるイノシン酸がくっつくと、

うまみが倍増することを突き止めました。

この発見がきっかけとなり、豚肉の油を使った沖縄の定番調味料「あぶらみそ」を、

もろみ原液を配合して商品化することを思いついたのです。

 

「油味噌には、子どものころ、海に遊びにいくと、母親が決まって海水で塩にぎりをつくり、

それにつけて食べていた思い出があります。沖縄の人にとってはなじみの深い味ですが、

他県の人にとっては あじくーたー(味が濃い)。これを、日本全国、子どもから年輩者まで、

誰が食べてもおいしい"全国平均の味"にしあげるのに苦心しました」と伊良皆さん。

 

添加物を使っていない味噌を全国から取り寄せたり、

さまざまな品種で試作をして、豚肉のもろみ原液との相性を調べたり。

その都度サンプルを食品センターに送り、うまみ成分量のデータをとるなどして、

納得のいくレシピに辿り着きました。

 

製造工程にもこだわり、グルタミン酸とイノシン酸がうまくくっつくよう、

最初に豚肉ともろみ原液を混ぜて、他の材料は後から配合しています。

このほか、豚の油の漉し具合からネギを入れるタイミングまで、

食材の風味が残り、おいしくなるように、との配慮が行き届いています。

 

こうして完成した伊良皆さんの会心作。

ゴーヤーカンパニースタッフお気に入りの食べ方は、

 

1 島豆腐にのせてチンする(めくるめく香りが立ち上るそうです!)

2 納豆に混ぜる

3 おろし大根と納豆のパスタに島豚ごろごろ

4 パンの上にチーズと一緒にのせて焼く

 

とのこと。


スタッフお気に入りの食べ方

 

「島豚ごろごろ」は、石垣島内と沖縄本島の一部でしか出回っていないので、

見つけたら即購入をオススメします。

 

南ぬ島石垣空港ターミナルやユーグレナモールのお土産物屋さん、

730交差点近くのココストア美崎センター通り店、

マックスバリューやいま店で購入できます。


※こちらの情報は取材当時のものです。
 最新の情報につきましては、公式サイト等でご確認ください。

関連する記事

沖縄CLIP編集部

同じカテゴリーの記事

琉球歴文化体験モニタープログラム