波照間のお土産の定番、黒糖と幻の泡盛
波照間のお土産の定番、黒糖と幻の泡盛
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初回投稿日:2014.03.17
最終更新日:2024.04.10
最終更新日:2024.04.10
波照間島(はてるまじま)のお土産の定番といえばこのふたつ。波照間産黒糖と泡盛「泡波」だ。
八重山(やえやま)諸島の黒糖の中でもとても人気がある波照間産の黒糖は、雑味が無く素朴な程良い甘さの中に、うっすらと残る苦みが絶品。
1度手をのばすとなかなかとまらない。
そのままお茶請けとして食べるのはもちろんのこと、料理に使用すると主張しすぎずコクが増したり、珈琲などにもとても合う。
美味しさの秘密のひとつは、製造工程のこだわりだ。
温度、時間、泡のたち具合などの仕上げの工程を経験のある人間が直接目で確認するので手間のかかる分、高品質な黒糖が製造できる。
また泡盛のなかでも中々手に入らないことで有名な、幻の泡盛「泡波」。
微妙に塩分を含んだ波照間島の地下水から造る30度の泡盛は、くせがなく甘みがあるのにスッキリしていて、非常に呑みやすい女性好みの味だ。
この「泡波」を造っているのは、島の集落の中にある波照間酒造所。
家族中心の手作業による酒造りで、島の気候風土や時代に合わせるために改良され続けている。
島内の居酒屋や法事等の行事に使う分を優先して製造するため、出荷量が非常に少なく県外では10倍以上の値段がつくこともあるほど。
100mlのミニボトルは集落内の商店で比較的手に入りやすいが3合瓶の入荷はかなり不定期で、入荷しても非常に数が少ないので
あっという間に売り切れてしまう。
また集落内の居酒屋には置いてあるので、滞在中に島の雰囲気を感じながら味わうのもおススメだ。
どちらも波照間港や集落内の売店で購入できる。
サンゴの大地と太陽の恵みをたくさん受けた黒糖と、日本最南端の有人島から来た幻の泡盛は帰ってからのお土産話のきっかけにもなるはずだ。
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