那覇・浮島通りで出会う沖縄のティーダ（太陽）と海。一点ものの手作りアクセサリーが魅力の「Ti-da Beach」

もともとは、遊びに出かけたビーチで好きな貝殻を集め、アクセサリー作りを楽しんでいたという圭さんの趣味が始まり。作り続けるうちに、少しずつお友達など周囲からのオーダーが増えたことで、拠点となるお店を立ち上げることに。那覇の中心地、国際通りから一本入った浮島通りに、2013年夏「Ti-da Beach」をオープンしました。




こだわりのカフェ、雑貨店、ファッションショップなどがひしめきあう浮島通り。少し奥まった小さな路地を進んでいくと、ハイビスカスとやしの木のモチーフをあしあらったキュートなネオン看板が迎えてくれます。




店内には、「漁師さんから頂いた」というお店のシンボル的な大きな貝をはじめ、たっぷりのドライフラワー、緑豊かな植物をディスプレイ。トロピカルなネオンサインや、沖縄のハワイアン家具専門店「MARTAC」のオリジナルソファなど、ポップな彩りのインテリアも魅力的。お気に入りのアイテムをゆっくりと見つけられる、居心地のよい空間が広がっています。




ピアス、ネックレス、ブレスレット、アンクレットなど、バリエーション豊富なオリジナルアイテムは、すべて圭さんやスタッフによる手作り。「沖縄の海で集めた貝殻や、沖縄近海で採れたサンゴ、天然石などを組み合わせて、一つひとつ丁寧に仕上げています。それぞれ選ぶパーツや組み合わせが違うので、同じデザインは存在しません。自分だけの一点ものと出会えますよ」。



一際目を引くのは、耳元でゆらゆら揺れる吊り下げデザインのピアス。女性らしい雰囲気を演出する華奢なラインが印象的です。優しい色合いが多いのも特徴で、とりわけ、赤やピンクなど、美しい発色の天然サンゴを使ったピアスは人気。観光シーズンになると製作が間に合わなくなるほどだとか。




大ぶりな貝殻を大胆にカットしたボリューミーなピアスや、サンゴの形をゴールドでデザインしたピアスなど、耳元を華やかに彩るアイテムもずらり。可愛らしいアクセントを添える小さなヒトデやタツノオトシゴなどのパーツも、さりげなく南国感を盛り立ててくれます。




沖縄のお土産品として話題のホタルガラスを使ったアクセサリーも。ホタルガラスとは、とんぼ玉の一種で、銀箔とガラスを組み合わせ、特殊な技法で作られたもの。銀箔の光がまるでホタルのように輝くことから、この名がつけられたそうです。惚れ惚れするような美しい紺碧と輝きは、まるで沖縄の美しい海を閉じこめたかのよう。まさに、沖縄の太陽と海を象徴するアイテムです。




オリジナルブランド「DREAM BEACH」では、スタッフのひとみさんがキーリングやピアスなどを製作。自分で色染めした紐を編み上げ、コンチョやターコイズなどをプラス。ハンドメイドならではのぬくもりあふれる仕上がりです。

「もう少し自分好みにアレンジしたい」という場合は、その場でストーンの組み合わせやパーツ、チャームの変更も可能。さらに、自分でアクセサリーの製作体験をすることもできるんです。「迷っている方には、ご自身で作ってみてはいかがですか？とおすすめしています。作り方をお伝えしながら一緒に作っていくので初めての方でも大丈夫。1時間くらいで仕上がりますよ。世界にひとつだけのアクセサリーを沖縄旅行の記念にして頂けたら嬉しいですね」。




オリジナルだけでなく、セレクトアイテムも販売。爽快なターコイズブルーのアイテムが目を引くブランド「GLAMSEA」や、自分の名前をデザインしたスペシャルなネックレスをオーダーできる「PALM SEASON」など、沖縄のアクセサリー作家が手掛けるアクセサリーも手に取ることができます。



アクセサリー以外に、キャンドル、アロマワックス、サシェなど、圭さんが「直感で素敵だと思ったアイテム」も。「ポップでカラフルで、今までにないやちむんに一目ぼれしました」と語る、絵描きであり陶芸家の久場兼一郎さんによるお花シリーズのやちむん作品もずらりと並びます。



せっかく沖縄に来たなら、沖縄のものを身につけて旅を楽しみたい。そんな願いを叶えてくれるのが「Ti-da Beach」の魅力。「最近嬉しいのは、“那覇空港に着いてすぐお店に来ました”というお客様。沖縄でアクセサリーを買って旅行中つけていたいから、と事前に調べてくださるみたいです。うちのアクセサリーが、皆さんの大切な旅の思い出の一部になれたら嬉しいですね」

旅のお供に、大切な人へのお土産に、沖縄の太陽と海の魅力がぎゅっと詰まったアクセサリー。素敵な出会いを見つけに、ぜひ訪ねてみてくださいね。