心はずむアイテムがそろうクラフトショップ「ten」
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初回投稿日:2014.10.27
最終更新日:2024.08.16
最終更新日:2024.08.16
はじめてtenを訪れたとき、
扉を開けた瞬間にどきりとしました。
入口のディスプレイに目を奪われ、
わぁっと驚いて。胸が高鳴るように
わくわくした気持ちがあふれてきて。
それは、その先に待つものたちも
きっと心ときめくものだと感じたから。
日々を明るく照らす何かがあると感じたから。
一瞬で「好きな店」と思った予感は的中。
沖縄ならではの外人住宅を改装した
店内に並ぶものたちの多彩なこと。
生地からていねいに作られた衣類、
温かみのある木の匙、
今にも語りかけてきそうな存在感のある器たち。
どれも、大きな窓からさんさんと光を浴びて
気持ちよさそうに並んでいます。
ティータイムが待ち遠しくなりそうな
工房いろはの器、
とろんとした光をまとう
おおやぶみよさんのガラス。
持ち手が車になっている
小堤昌子(おづつみあきこ)さんのカップ、
そして、Tamaki niime(タマキ ニイメ)さんの
色鮮やかなショールetc.
「半分は沖縄の作家さんで、半分は県外の作家さん。
暮らしを楽しくしてくれるものを届けたくて」とオーナーの大城夫妻。
特に沖縄の作家は、
県内外にも人気のある作品が多数。
どれも二人が実際に作家のもとへ行き、
これぞと選んだものばかりです。
だから、ひとつひとつ眺めていると、
それぞれがどんな風に作られたものか、
どんな人が作ったか、
作品の舞台裏を二人が教えてくれます。
それも、まるでわが子を紹介するかのように嬉しそうに。
なにやらその楽しげな気持ちが
こちらにまで伝わってきて、
器をじっくり眺めたり、
ショールをさらりとまとってみることに
やたらとウキウキしてしまう。
訪れるたびに、オーナーとお客さんが
楽しげに話しているのも
店に流れる空気が心地いいのも
そのせいかもしれません。
選ぶ時間。おしゃべりの時間。
過ごしたひと時が楽しくて
帰りの扉を開けた瞬間に、嬉しさも抱えている。
家に帰り、包みをほどいた時に、
店での時間を思い出し、にんまりしてしまう。
だから、ちょっとわかりにくいけれど、
たどりついてほしい場所。
ほかの誰かにも、この気持ちを味わってほしくて
こっそり教えたくなる店なのです。
ten(てん)
- 住所 /
- 沖縄県北中城村島袋1497
- TEL /
- 098-960-6832
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/ten.insta/
- Webサイト /
- https://ten-o.net/
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