独特食感のタコスで30年以上愛される『SENOR TACO(セニョール ターコ)』(沖縄市)

独特食感のタコスで30年以上愛される『SENOR TACO(セニョール ターコ)』(沖縄市)

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初回投稿日:2018.12.26
 最終更新日:2024.07.19

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あの、1954年創業の“日本初のショッピングセンター”と名高い『プラザハウス ショッピングセンター』(沖縄市)の正面「フェアモール」入口の真横。アメリカンテイストのポップなロゴが目を引く『SENOR TACO(セニョール ターコ)』は、30年以上の時を刻んできた老舗です。

SENOR TACO(セニョール ターコ)


開店当時から色あせないオリジナルな味わいで、県内数あるタコス店の先駆者的存在として、沖縄ファーストフード及びB級グルメシーンを静かに牽引してきました。

SENOR TACO(セニョール ターコ)

SENOR TACO(セニョール ターコ)


店内は、その歴史の通りに、'70〜'80年代のレトロアメリカン&オールドメキシカンな雰囲気。さすが、米統治下時代にオープンしたプラザハウスの店舗。ならでは、の“ちゃんぷる〜”な装いは、どこかノスタルジックでホっとさせられます。11時開店直後から閉店まで、いつ行っても混み合う店内を見れば、その人気っぷりは一目瞭然! 地元の馴染み客から、市外からのリピーター、国内外からのツーリスト等、その客層は老若男女で様々。多くの人に愛されていることが伝わってきます。

SENOR TACO(セニョール ターコ)の店内

セニョールターコのカウンター


その理由は言うまでもなく、看板メニューである「タコス」の絶妙な味わい。まず注目すべきは、ハードとシェルのハイブリッドとでも評すべき独特なシェルの食感。アツアツ揚げたての外側はサクっと&パリっと歯ごたえ十分。でありながらも、具と接する内側はふっくら&モッチリ、ソフトな舌触り。セニョールターコが30年守り続けてきたこのオリジナルの「やわらカタさ」(笑)は、他では決して出逢えない、まさにオンリーワンと言えるでしょう。

長辺14cm、手頃なサイズのシェルに包まれた具材は、実にシンプル。新鮮なトマト&刻みレタスとチェダーチーズ、そして様々な隠し味を感じさせる奥行きのあるフィリング(挽肉、豆、ジャガイモ、タマネギ等を混ぜ合わせた、通称「タコミート」)をたっぷりイン。また、セニョールターコ自慢の特製サルサソースも特筆です。コクに加えて旨味すら感じさせるピリ辛アクセントが刺激的で、クセになること間違いなし! 何と言っても、1P200円(税別 *以下同)というお手頃価格も庶民の味方。ちなみに、3つセットで550円の「プレート」が定番です。

タコス


他にも、メキシカンなアイテムが多数ラインナップ。例えば、腹ペコさんには、トルティーヤ+ゴハン+ハッシュドポテト(×2)&サラダの「インチラーダ」(600円)がオススメ。何と言っても主役の存在感が絶大。もっちり食感に包まれた目一杯のタコミートとオリジナルソース、そして溢れんばかりのとろとろチーズで、見た目も胃袋も大満足確実です!

インチラーダ


そして、ちょっと変わったところとして、「ブリート デラックス」(550円)は、知る人ぞ知るツウ好みの一品。まず目を引くのが、この独特なフォルム。カリっと揚げた直径20cm程のハードシェルに、タコス同様の具材に加えて、アボカドペーストとサワークリームが加わります。このままでも十分OKですが、自慢の特製サルサソースをまぶせば、味が一層引き締まり、様々な食感&多彩な味わいを重層的に楽しめます。

ブリート デラックス


他にも、「タコライス」(写真のSは300円、Lは500円)、「ハンバーガー」、「オムレツ」等、充実の大皿系。更に、「トスターダ」や「シナモンチップ」、「オニオンリング」といったサイドメニューも粒揃い。もちろん、いずれもテイクアウトOKです。

タコライス


沖縄市が誇る、メキシコ料理の老舗ファーストフード店。30年変わらない絶品タコスの味わいで、これからもファンを増やし歴史を築いていくことでしょう!

SENOR TACO(セニョール ターコ)
 

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SENOR TACO(セニョール ターコ)

住所 /
沖縄県沖縄市久保田3丁目1−12
電話 /
098-933-9694
営業時間 /
11:30~20:30
定休日 /
不定休 ※元日お盆は一部店舗休業
駐車場 /
Webサイト /
http://plazahouse.net/shop/data/53
※記載の料金は2018年12月時点です。

沖縄CLIP編集部

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