老舗のタコス専門店メキシコ(宜野湾市)
老舗のタコス専門店メキシコ(宜野湾市)
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食べる
初回投稿日:2014.07.28
最終更新日:2024.07.19
最終更新日:2024.07.19
異国情緒漂う店内には、大人なジャズソングが。
先代の想いを受け継いだ、ここにしかない味を求め
世代や職業を超えて様々な人が訪れます。
ここは宜野湾市にある、老舗のタコス専門店「メキシコ」。
店内に入ると、「何人前ですか?」と店員さん。
さすがタコス専門店、メニューはタコスのみなので、
注文は何人前かを伝えるだけです。
ドリンクはセルフサービスで、
レトロな冷蔵庫から好きなドリンクを取って席につくのがこの店のスタイル。
メキシコのタコスを作っているのは、オーナーの儀武直子さんとスタッフさん。
素早い連携プレーで、手際良く作っていきます。
ひとつひとつ手作りする事にこだわっているメキシコ。
野菜やミンチを包むトルティーヤ(皮)も
粉を練るところから作るんだそう。
できたて熱々のタコスを一口食べると、ふんわりそしてカリっと。
揚げているにも関わらず、ふんわりモチモチとしているトルティーヤ。
ジューシーで素朴な味わいのミンチと
チーズ・トマト・レタスが絶妙に合います。
自家製のピリリと辛いサルサソースをタコスにかけて食べると、
ひと味違った味わいに。これがクセになるんですよ。
ボリューム満点のタコス店も多いなか、
手頃な大きさで女性や子どもにもちょうど良いサイズ。
柔らかく食べやすいと、
地元のおじいやおばあからもあつい支持を受けています。
実際に食べてみると「お、美味しい」と、思わず呟いてる自分が。
一人前4ピース入りのタコス、ぺろっと食べてしまいました。
ドリンクはタコスと相性抜群のペプシがおすすめ。
瓶のままゴクゴクと飲むと、なんだか懐かしい気分に。
他にもコロナやノンアルコールビールなどがありました。
取材中に、出会ったのが学校帰りの高校生。
15時のおやつにタコスをぱくり。
「子供の頃から、慣れ親しんだ味。
歴史を感じるメキシコのタコス、
好きなんですよー」と笑顔で教えてくれました。
テイクアウトもできるので、滞在先に持って帰って
「晩酌のおつまみにタコス」なんていうのも良いですね。
開業からおよそ40年。
今は亡き先代の儀武息次(ぎふそくじ)さんが
作り出した「メキシコ」。
タコスしかないメニューに、野菜の切り方や味付け。
手作りするトルティーヤの粉の配合に揚げ方や、
サーバーではなく瓶に入ったドリンク。
変わらずここにあり続けるほとんどのものが、
先代が試行錯誤を繰り返し生み出した答えであり、こだわりなのです。
「これからも先代の味を守って、次世代に繋いで行きたいです」と、
お店とそのこだわりを守るべく後を継いだ奥さんの直子(なおこ)さん(写真左)。
その40年変わらない味を求め、多様な人々が訪れます。
沖縄のファストフードでありながらも、
こだわりを大切に丁寧に作られたタコスは
多くの人に愛されています。
メキシコの美味しいタコス、ぜひ食べてみてくださいね!
タコス専門店 メキシコ
- 住所 /
- 沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3
- TEL /
- 098-897-1663
- 営業時間 /
- 10:30~18:00(売切れ次第終了)
- 定休日 /
- 火曜、水曜
- instagram /
- https://www.instagram.com/mexico_ginowan?igshid=hx3ftb3qf6fz
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