外国の童話に出てきそうな天然酵母のパン屋さん「水円」
外国の童話に出てきそうな天然酵母のパン屋さん「水円」
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食べる
初回投稿日:2013.11.05
最終更新日:2024.08.28
最終更新日:2024.08.28
緑に囲まれた古民家の目の前には大きながじゅまるの木、
裏庭にはロバ。
ここは天然酵母のパン屋さん「水円」。
入り口を開けると、高い天井に異国情緒溢れる内装とインテリア。
扉を開くと店内に漂う香ばしいパンの香りは
まるで童話や映画に出て来る、小さい頃憧れていた外国のパン屋さん。
どこを切り取っても絵になりそうな味のあるベーカリーカフェ水円は、
宜野湾(ぎのわん)にあるパン屋•宗像堂(むなかたどう)で修行したオーナー森下さん夫婦が、読谷村(よみたんそん)に3年前にオープンした。
ずっしりもちもちとしたパンは噛みごたえがあり
天然酵母特有の酸味に慣れると病みつきになってしまう。
石臼でゆっくりひいて甘みを出した小麦粉を使用し
これまた童話に出てくる様な手作りのレンガの窯で、またゆっくりと時間をかけて焼き上げる。
バター、卵を使わず県産の野菜にこだわっているので
ベジタリアンの方も安心だ。
木のぬくもりを感じる店内の内装は、奥さんのカオルさんが旅した
インドやネパールの山奥にある食堂のイメージだという。
トタン屋根に長椅子に長机、店先にかまどがあって
お客さん達が談笑しながらお料理を楽しむ…。
そこに実家の縁側から出入りしてい内装のイメージを、
ご夫婦と友人で、1年かけて自分たちの手で仕上げていった。
パンを買うだけでなく、この雰囲気を存分に楽しむ為に
ランチプレートなどのメニューもあり、カフェとしての利用も出来る。
混んでいる日は2〜3時にはパンが売り切れてしまう事もあるとか。
おススメはパンが出そろい、プレートも注文できる11時頃だそう。
「じつは裏庭にいるロバで周るパン屋さんにしたかったんですよ。今でもその計画はあるんですけどね。」
そんなユニークな夢を笑顔で語る森下さんだからこそ
アットホームなのに異次元を感じる、不思議であたたかい空間がつくれたのかもしれない。
新しい読谷村の風景として、そんな素敵な夢をいつか実現させてもらいたい。
水円(スイエン)
- 住所 /
- 沖縄県読谷村字座喜味367
- TEL /
- 098-958-3239
- Webサイト /
- Instagram/https://www.instagram.com/suienmoon/
HP:http://www.suienmoon.com
blog:http://suienmoon.exblog.jp
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