ガイドブックには絶対載らない沖縄のDeepな場所探索

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あそぶ

初回投稿日:2015.12.22
 最終更新日:2024.07.24

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琉球歴文化体験モニタープログラム

東京からジャーナリストの友人がやってきたので、ガイドブックには絶対に載らないSandy的Deepな沖縄をフルコースで案内しました(笑)。美しい自然ばかりが注目されがちな沖縄ですが、文化的にも歴史的にもかなり特殊な土地なので、楽しくも悲しい歴史を感じる場所、独特な空気を持った場所などが沢山あります。これからご紹介する場所は楽しめる人とそうでない人が分かれる場所だと思いますが、沖縄の違った1面を見る事ができるスポットです。
 
ベトナム戦争まっただ中にオープンしたこのお店は、壁や天井一面に名前が書かれた1ドル札がぎっしりと貼られています。戦地に赴く軍人さんが、生きて帰って来れるようにと願をかけて貼ったのが始まりだとか。もう茶色くなってボロボロになったそのお札たちには、その時々の日付も刻まれています。
 
壁や天井一面に名前が書かれた1ドル札がぎっしりと貼られています
 
79歳になる現役ママ・清子さんは常連客の戦地での悲報を聞くたびに、その兵隊さんの一番好きだったお酒をグラスに注ぎ、お祈りしたそうです。
 
Ryuukyu.comは宜野湾(ぎのわん)の旧真栄原(まえはら)社交街にあるローカルのにーにー(お兄さん)の溜まり場のバー。
 
A Sign BAR CINDY(シンディ)の店内
 
かつて風俗街として栄えた、別名新町の活気を取り戻そうと、今度沖縄CLIPフォトライターに仲間入りする池宮クンがオープンしました。毎週水曜日は三線ウエンズデーといってみんなで三線を弾きながら琉球カルチャーを語り合います。ストリートカルチャーに詳しい人ならびっくりする様な大物のダンサーやスケーター、ラッパーなども常連。
 
アップルパイの案内
 
一見さんお断りなので観光客が気軽に行く場所ではありませんが、もし繋がりを見つけて店内に入れたら、きっとその琉球ストリートカルチャーの熱さにやられてしまいます。こういうローカルのにーにーたちが地元の伝統的な文化を愛し、現代のシーンと融合させていくところに彼らのカッコよさがあるのです。そんなカルチャーの中心にいる池宮クンの記事が、今後沖縄CLIPでもどんどん掲載されていく予定なので、私もいち読者としてとても楽しみです!
 
三線を弾きながら琉球カルチャーを語り合います
 
金武町(きんちょう)は海兵隊の基地があり、ペイデイ(給料日)の次の週末の夜の繁華街は軍人さん達でもの凄い盛り上がりを見せます。
 
夜の繁華街

60年代から続くAサインバー
 
前出のような60年代から続くAサインバーが今も多数残っていて、お客さんの殆ども米兵さんなので、まるで当時のアメリカにタイムスリップしたような独特の雰囲気があります。
 
60年代から続くAサインバーの店内
 
タコライス発祥の地、金武にあるキングタコス1号店のタコライスは凄いボリューム! 緊張感のある土地でもあるので、もし夜に遊びに行く場合は十分注意してくださいね。
 
キングタコス1号店のタコライスは凄いボリューム
 
沖縄は色々な切り口があるので、友人が遊びに来るたびにその人が好きそうな場所を考えてオーダーメイドのツアーを作るのがまた楽しかったりします。けど今度はちゃんと美ら海水族館とかも案内しよう…(笑)。
 

BAR CINDY(シンディ)

住所 /
沖縄県宜野湾市普天間2-48-8
TEL /
098-892-0205
営業時間 /
20:00~02:00
定休 /
日・月・祝祭日

沖縄CLIP編集部

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