グラスボートで秘密の巨大サンゴ礁を目撃!「池間島海底観光」
グラスボートで秘密の巨大サンゴ礁を目撃!「池間島海底観光」
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あそぶ
初回投稿日:2014.11.21
最終更新日:2024.07.24
最終更新日:2024.07.24
池間島の北東沖、一年に一度だけ海面に姿を表す幻の巨大サンゴ礁「八重干瀬(やびじ)」。
言わずと知れた宮古諸島の人気コンテンツですが、ツアーなどの場合、
朝9時頃出港→夕方帰港…という長時間コースがほとんどで、
子供連れのファミリーには、少し負担が大きいと言う声もあります。
そこで、所要50分程度と八重干瀬ツアーより手軽に、八重干瀬同様の、
手付かずの美しいサンゴ礁を間近で見られるグラスボートはいかがでしょうか。
「池間島海底観光」が、地元の島人(しまんちゅ)のみぞ知る
「ウガンバシ」という秘密のポイントへご案内します。
詳しい場所はこの場ではご紹介できませんが、ウガンバシはかつての八重干瀬のごとく、
濃厚で活き活きとした多彩なサンゴ郡が、広域に渡って根付く、まさにサンゴの楽園です。
八重干瀬とは異なり、業者もほとんど入って来ない穴場のため、
静かに落ち着いてじっくり海底観賞を楽しめます。
池間港から10分程、知られざるポイントに近づくと、突然に広がるサンゴの草原…。
この辺りにしか生息していない通称“野菜サンゴ”や、数mにもなる「テーブルサンゴ」に、
「枝サンゴ」や「琉球菊花」、バラの形をした「ウミバラ」に、
杉の木の様な「マルヅツミドリイシ群」、階段状のものや柔らかいタイプまで、
世界的にも珍しい種も含め、実に多様なサンゴが群生しています。
水面からすぐの浅場に広がるポイントのため、船底のガラス越しにはもちろん、
海上から直接肉眼でもはっきりと海底を見ることができます。
もちろん、大小様々&カラフルな熱帯魚たちもわんさか。
夏期、天気が良い日は、そのあまりの美しさに、思わず海に飛び込んでしまう客も少なくないとか。
目玉は、何と言っても高さ5m・直径14mにもなる大迫力の“大仏サンゴ”こと「オオハマサンゴ」。
なんと千年以上も生きていて、今なお成長しているというから驚きます。
直射日光の強弱で色が変化する様子も見ものです。
また、長嶺船長の長年の調査で明らかになったという、“昼寝ポイント”では、
運が良ければ、ウミガメにも出逢えるかもしれません。
池間島出身、オーナーの長嶺船長は、27年間、巨大商船を繰っていた大ベテランです。
「地元、池間の美しい海を、より多くの人に見てもらいたい」と、1999年に営業を開始しました。
「かつては、八重干瀬にも案内していたけど、業者も増えたからねー」とどこか寂しそうな表情…。
だから、“ありのままの生きている海”と表現する「ウガンバシで、本当に綺麗な海をゆっくり見て欲しいよ」
サンゴが美しく輝く時間帯があるといいます。
「太陽が一番高く上がるお昼前後が、サンゴが最も綺麗に見えるからね、その時間においでー」。
地元の海を心から愛する船長の、のどかなそれでいて誇らしげな表情が印象的でした。
池間島海底観光
- 住所 /
- 沖縄県宮古島市平良字池間938
- 電話 /
- 0980-75-2871
- 駐車場 /
- あり
- 営業 /
- 天候や海況で出港できない場合もあるため必ず事前に電話確認を
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