ヤンバルクイナに会える!やんばるの「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」

ヤンバルクイナに会える!やんばるの「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」

Reading Material

あそぶ

初回投稿日:2013.11.22
 最終更新日:2024.08.07

最終更新日:2024.08.07

ヤンバルクイナに会える!やんばるの「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」 クリップする

琉球歴文化体験モニタープログラム

ヤンバルクイナは1981年新種としてやんばる(山原)と呼ばれる沖縄本島北部で新種と確認されたクイナの一種。
世界でもこの地域にしか生息せず、1982年には国指定の天然記念物に指定されています。

体調は35cm、体重は350〜500g程度。森のなかや草地、畑の周辺に生息し、生息地内を縫う県道をドライブすると、道を横断するヤンバルクイナにばったり出会うなんてことも。

ヤンバルクイナ


マングースや捨てネコなどによる捕食が原因で一時は700羽程度まで減少してしまったヤンバルクイナ。
現在は地域と行政が一体となった保護活動の甲斐もあり、1500羽ほどに増えています。


ヤンバルクイナ生態展示学習施設

そんなヤンバルクイナの保護活動の普及啓蒙と、地域の活性化、さらには不解明な部分も多いヤンバルクイナの生態の調査を目的に、環境省と国頭村が連携、保護増殖事業の一環として「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」が9月にオープンしました。


ヤンバルクイナ生態展示学習施設

施設内ではやんばるの森を再現した環境の中で、1羽のヤンバルクイナを飼育。
自由奔放で活発に動く姿を見ることができます。ここにいるのは、国頭村楚洲で発見された卵を環境省の施設で2年前にふ化させた雌のヤンバルクイナ。このヤンバルクイナの名前と施設の愛称を2014年の年賀状で募集するそうです。

ヤンバルクイナ

北部へドライブしたときには、ちょっと足を伸ばして、やんばるにしかいない鳥に、ぜひ会いにいってみてください。
 

関連する記事

ヤンバルクイナ生態展示学習施設

住所 /
沖縄県国頭村安田1477-35 安田くいなふれあい公園内
休館日 /
毎週水曜日
営業時間 /
9時00分~17時00分(最終受付16時30分)
Webサイト /
http://kuinapark.com/kuina

セソコマサユキ

同じカテゴリーの記事

琉球歴文化体験モニタープログラム