宜野湾市のご飯屋さん”めぇみち”。掌でむすぶ、美味しいおむすび
宜野湾市のご飯屋さん”めぇみち”。掌でむすぶ、美味しいおむすび
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初回投稿日:2022.10.03
最終更新日:2024.03.27
最終更新日:2024.03.27
沖縄県中部、宜野湾市(ぎのわんし)大山の閑静な住宅街、ひっそりと佇むご飯屋さん”めぇみち”をご紹介します。
ここでは、手のひらほどの大きなおむすびに、丁寧に作られた野菜料理、それに洋食がいだだけます。
めぇみちでは、おむすびが看板メニューです。
店主の池さんは、佐藤初女(はつめ)さんという体と心に食事というものが如何に大切かを伝えている女性との出会いをきっかけに、おむすび屋を始めようと思ったそう。なかでも初女さんの作るおむすびは、とても有名なんですよ。
めぇみちのおむすびは、京都産無農薬2分挽き玄米に無農薬のレンズ豆、キヌアと渡名喜(となき)島のモチキビが混ぜられたご飯。
注文を受けたら、ひとつひとつ池さんがおむすびを結んでいきます。
ゴーヤー味噌のおむすび
あつあつのご飯を平たくまな板に乗せ、その上に具材をどっさりと。具材がこぼれないように、丁寧に優しくおむすびを握っていきます。
具材は10種類以上あり、ゴーヤー味噌や、にが菜とグルクンなど沖縄の素材たっぷりのものから、おにぎりには欠かせない、塩昆布などが揃います。なかでも、苦めのゴーヤーがごろっと入ったゴーヤー味噌はおすすめ。
甘いお味噌に、苦いゴーヤーが見事にマッチしています。
また、めぇみちに来たら、ぜひ頼んで欲しいメニューがあります。それが、“おむすびご飯”。季節の野菜料理とおむすびとお汁、それにデザートがセットになっています。
美しく盛りつけられた、季節の野菜料理は、化学調味料や添加物を使うことなく、素材本来の味が楽しめるようにと優しい味付けがされていて、とっても美味しいんですよ。
また、“かちゅー湯”という、お白湯の中に鰹節を入れたシンプルなお汁も付いています。沖縄では体調を崩した時にお母さんが作ってくれる食事のひとつだったそうです。
“家族皆で美味しいご飯を囲んで欲しい”そんな思いから、洋食も作られています。なかでも、沖縄の伝統料理でもある三枚肉の塩漬け“スーチカー”のソテーには、ぴりりと辛いソースが付いています。若い方や、男性の方に人気のメニューだそうです。
そして、食後には県産の無農薬レモンを使ったケーキをどうぞ。しっとりとした食感に、爽やかな酸味が広がり、クセになりますよ♪
お店の名“めぇみち”とは、沖縄の方言で「前の道」「ご飯の道」という意味だそう。「誰しもが、進むべき道があり、元気なときにはもちろん、疲れた時、傷ついた時には、美味しいご飯を食べて復活して欲しい。
そんな一歩踏み出す、お手伝いができたら」と話す、池さん。お米のひと粒ひと粒が呼吸できるように。そして、命を繋いでいくようにと“掌(たなごころ)でおむすびを結ぶ”ことを大切にしているそうです。
めぇみち
- 住所 /
- 沖縄県宜野湾市大山2-6-5
- 電話 /
- 090-8292-7168
- 営業日 /
- 11時30分~16時00分 (いずれの日もご飯が売切れ次第終了)
- お休み /
- 月曜日・火曜日(祝祭日に問わずお休み)・年末年始/旧盆
- BLOG /
- https://mehmichi.ti-da.net
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