魔物が砕け散る魔除け「石敢當(いしがんとう)」
魔物が砕け散る魔除け「石敢當(いしがんとう)」
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歴史文化
初回投稿日:2013.11.18
最終更新日:2024.04.22
最終更新日:2024.04.22
沖縄を歩いていると、よく見かける文字があります。
「石敢當」なんて読むかわかりますか?
「いしがんとう」と読みます。
石板にかかれたこの文字。
何のためにあるのかご存知ですか?
実はこの石敢當、沖縄では魔除けの効果があると言われています。
沖縄では、魔物の事を方言で「マジムン」と呼び、マジムン(魔物)は石敢當にぶつかると砕け散ると信じられています。
マジムン(魔物)は直進する性質があると言われていて、
つきあたりで壁にぶつかると跳ね返って家に入ってくると考えられているそうです。
だから丁字路や、三叉路には石敢當が多く設置されています。
一口に、石敢當と言ってもいろんな種類の石敢當があります。
僕がよく見かけるタイプは黒い石に白い文字の石敢當。
スタンダードなタイプですね。
他にも、
いろんな石敢當があります。
色、形は変わっても「石敢當」の文字は変わりません。
珍しい横書きのタイプから、
自分で作ったであろう石敢當。
たぶん車がぶつかって割れてますね。
石に直接彫ったタイプ。
極め付きは「手書き」の石敢當
効果が気になります。
こうやって見てみると、
いろんなタイプの石敢當があります。
沖縄で散歩をしている時、いろんな石敢當を探してみるのも面白いかもしれません。
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