伝統工芸八重山みんさー織りに込められた想い
伝統工芸八重山みんさー織りに込められた想い
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初回投稿日:2013.09.16
最終更新日:2024.02.07
最終更新日:2024.02.07
沖縄の伝統工芸「みんさー織り」。その中でも沖縄で広く知られているのが「八重山みんさー織り」。
八重山みんさー織りの特徴である、五つの四角と四つの四角が交互に並ぶ絣模様には「いつ(五)の世(四)までも末永く・・・」。
ムカデ足のようなヤシラミ(やすりの目)模様には、通い婚時代を反映して「足しげくおいでください」
という、女性から男性への想いがこめられているのです。
そんな八重山みんさーの伝統を受け継いでいる場所にお邪魔しました。
石垣島登野城(とのしろ)にある「あざみ屋みんさー工芸館」。
創業者の想いである「日常生活の中でも使えるもの」を作り続けています。
伝統的な八重山みんさー帯もあれば、
現代風なネクタイやポーチなどもあります。
一本一本丁寧に手作業で作られています。
あざみ屋みんさー工芸館では、指導員に直接教えてもらいながらみんさー織りを体験する事もできます。
二階にあがると、八重山みんさーの資料室があり伝統工芸の歴史が学べます。
そこには、展示品を熱心に見つめるひと組の母娘が。
染色方法や織り方などの伝統とともに、沖縄の女性達が込めた想いも、しっかりと受け継がれているようですね。
あざみ屋みんさー工芸館
- 住所 /
- 沖縄県石垣市登野城909
- 営業時間 /
- 9時00分~18時00分
- 電話番号 /
- 0980-82-3473
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