カリッ、もっちっ。フランスの伝統菓子、カヌレの専門店が浦添市港川にオープン!「ほうき星」
カリッ、もっちっ。フランスの伝統菓子、カヌレの専門店が浦添市港川にオープン!「ほうき星」
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食べる
初回投稿日:2021.06.20
最終更新日:2024.08.16
最終更新日:2024.08.16
エクレアやマカロン、ミルフィーユ、クレープなど、日本でもすっかり定着したフランス菓子もありますが、カヌレはどうでしょうか? 「見たことはあるけど、食べたことはない」という方も多いかもしれません。
そうした、まだまだ馴染みの少ないカヌレの専門店が2018年4月に浦添市(うらそえし)の外人住宅街「港川ステイツサイドタウン」にオープンしました。
「沖縄の青い海も素敵だけど、満天のお星様がカヌレに似ているから」と、店名は『ほうき星』に。お店の扉を開けると、一口サイズのカヌレがカウンター越しに並んでいます。
多良間島(たらまじま)産の黒糖や牛乳、卵を使ったほうき星のカヌレは、常時8種類+季節限定メニューが1~2種類並びます。9月頃までの限定は、沖縄県産のパッションフルーツを使ったカヌレ。素材の良さを活かすため、食品添加物は使わず、風味が最も生きるように仕上げていきます。
店長の伊藤さんは、今まで県外のカフェでメニュー開発をされていた方。ほうき星をオープンする際に大変だったことを伺うと「同じ日本でも、沖縄と他県では同じレシピで作ってもうまくいかないんです」と話します。特に大きな問題となったのは湿度でした。高温多湿な沖縄では水分調節が難しく、表面がカリッと仕上がらなかったと言います。そのため、配合を少しずつ変え、今のレシピに辿り着いたのだそうです。
常時店頭に並んでいるのは、沖縄の人気店「沖縄セラードコーヒー」の珈琲豆を使った「沖縄珈琲」、大宜味村(おおぎみそん)の緑茶を専用の臼で挽いて丸ごと使用した「大宜味村の緑茶」、県産牛乳を砂糖と生クリームで煮詰めた「沖縄ミルク」、泡盛のフルーティーな味わいが楽しめる「泡盛(古酒)」など。
外はカリッ、中はしっとりもっちり柔らかな食感のカヌレ。甘さと香ばしいまろやかな苦みが心地良く、後を引くおいしさです。ほうき星では1日に数回焼き上げるので、運が良ければ、焼きたてに出会えるかもしれません。
購入したカヌレは、お店の外に設置されているベンチで味わうこともできます。その場合は、すぐ近くにある沖縄セラードコーヒーで珈琲を買ってからどうぞ♪
ほうき星
- 住所 /
- 沖縄県浦添市港川2丁目16−2
- 電話 /
- 098-975-7825
- 営業時間 /
- 11:30-18:00(売り切れ次第終了)
- Webサイト /
- https://www.houkiboshi.jp/
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