沖縄の最も古いシーサー「富盛の石彫大獅子(ともりのいしぼりうふじし)」
沖縄の最も古いシーサー「富盛の石彫大獅子(ともりのいしぼりうふじし)」
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初回投稿日:2013.11.25
最終更新日:2024.03.27
最終更新日:2024.03.27
沖縄と言えばシーサー!
シーサーと言えば沖縄!とイメージされる方も少なくないかと思います。お土産品店でもたくさん並んでおり、屋根の上や、門の上。街のいたる所に、シーサーが置かれています。
けわしい顔をしたシーサーから、
可愛らしいシーサーまで!
作る人によって多種多様。ここまでは、よく見かけるシーサーだと思いますが、今回は沖縄最古のシーサーをご紹介します。
このシーサーは富盛の石彫大獅子(ともりのいしぼりうふじし)呼ばれており、高さは141.2㎝、全長175.8㎝、ほかのシーサーと違って石を彫って作られています。1689年、富盛村では火災が多かったため、風水をとりいれ、地元の山である「八重瀬岳」(やえせだけ)に向かって、シーサーを作ることにしたそうです。すると不思議な事に相次ぐ火事が収まったと言われています。
その時つくられたのが、この富盛の石彫大獅子。それ以来シーサーは厄払いや、魔除けとして沖縄で信じられるようになったという一説もあります。たくさんの人に「福を招き、厄から家を守る」と信じられているシーサー。今日も沖縄のあらゆる場所で、皆を見守ってくれています。
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