映画に買い物、カフェまで楽しめる!アート&カルチャーの発信地「桜坂劇場」

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初回投稿日:2014.11.08
 最終更新日:2024.08.22

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琉球歴文化体験モニタープログラム

沖縄に移住を決めたとき、これから住む街のガイドブックをペラペラめくりながら必ず行ってみたいと思っていた場所がありました。

桜坂劇場

それは国際通りから徒歩数分で行ける「桜坂劇場」。
映画館なのに雑貨も工芸品も売っていて、カフェまである。

なになに? ここはどんな場所? 間違いなく好きなにおいがする。
想像をめぐらせながら行く前からわくわくが止まらなかった場所。

実際に足を踏み入れた時の嬉しさは、いまだ記憶にくっきり。
しぶい映画のラインナップ、かわいい雑貨たち。

ひとつひとつ眺めては胸を躍らせて。
沖縄の本もたくさんあるし、2階に上がればやちむんや琉球ガラスが並んでる!

そして、ひととおり巡った後には、カフェでのんびりティーブレイク。
映画こそ観られなかったけれど、想像以上に「好き」がいっぱい散りばめられていてほくほくした気持ちを抱えて帰ったあの日。

一瞬でこの土地の空気に溶け込んだような気がした日でした。

桜坂劇場

桜坂劇場は、映画監督の中江裕司さんをはじめとするクリエイターが街中の劇場の灯りを絶やさないようにと新たに会社を立ち上げて2005年にスタートした複合文化施設。

「映画館」から「劇場」へと姿を変えたのは、アート&カルチャーの発信拠点を目指し、誰をも受け入れ、多くの楽しみが広がる場所にしたかったからです。

ひとりで、友達と、カップルでも親子でも。
老若男女どなたでもウェルカム。

訪れた人が思い思いの時間を過ごせるように映画館以外に雑貨や工芸品を買える「ふくら舎」とカフェの「さんご座キッチン」を併設しています。

また、沖縄県内外のアーティストのライブイベントも多く、「桜坂市民大学」なるワークショップも開催。


桜坂劇場内の商品

映画を観ずに買い物だけでも、ふらりとカフェに寄るだけでもいい。自分の時間を楽しみながら皆が集う場所。
だから、映画ひとつとっても幅広いラインナップです。名画あり、ジャンクあり。

ラブロマンスもコメディもアクションも。アンパンマンやトーマスだって上映していたり。とにかくたくさんの人に足を運んでもらいたい。そんな思いをのせて年間約300本を上映しています。


桜坂劇場内の商品

桜坂劇場内の商品


セレクトショップの「ふくら舎」の1階は、マンガや沖縄本などの古書あり、音楽関係ありで沖縄のクラフトをはじめ、全国から集めた選りすぐりの雑貨がそろいます。

桜坂劇場内の商品

桜坂劇場内の商品

2階はやちむんや琉球ガラスなどの工芸品がずらり。
琉球の魂を宿した商品の数々は、お土産にぴったりです。


桜坂劇場内のさんご座キッチン

「さんご座キッチン」は、映画観賞の前後に利用する人もいれば、文庫本片手にのんびりくつろぐ人も。
昼はランチ、ティータイムはケーキ、夜はデリスタイルで食事を楽しめます。


ほろ酔いセット

なかでも最近はじめた「ほろ酔いセット」は、旅のワンブレイクにもおすすめ。

まだ太陽が出ると、ちょっぴり暑い沖縄。明るいうちから、ごくごくとビールで喉をうるおし、つまみをぽーんと口にほうり込む。まっぴるまっからお酒って旅の醍醐味♡

夕暮れどきは、今日のまず1杯に利用する人も増えていて夜は女子のおひとりさまも多いのだとか。


桜坂劇場

映画を観た足で、やちむんを眺める人。
ふくら舎で買った本を、さんご座キッチンで読みふける人。

桜坂劇場に流れる時間は自由で気まま。

それぞれの空間での楽しみは違うけれどちゃんと一本の線でつながっているのが心地いい。
だから、目的をもたずにふらりと出かけたい。

ずっと観たかった映画に出合えるかもしれないし、ひと目ぼれするクラフトが待っているかもしれない。

それこそ旅のお楽しみ。
ここには飾らぬ沖縄の空気が流れています。

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桜坂劇場

住所 /
沖縄県那覇市牧志3‐6‐10
TEL /
098‐860‐9555
HP /
https://sakura-zaka.com/
備考 /
※2階の「ふくら舎」のみ10時~20時

沖縄CLIP編集部

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