みんな大好きウチナーのソウルフード、あぶらみそ
みんな大好きウチナーのソウルフード、あぶらみそ
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食べる
初回投稿日:2014.09.15
最終更新日:2024.04.19
最終更新日:2024.04.19
沖縄の食卓に昔から出てくる調味料であり、保存食のあぶらみそ。
あぶらみそは、肉みそ、豚みそとも言いますが、
地元の人はあんだんすーと呼んでいます。
今回、紹介するあぶらみその商品名は、「みそのこ」。
あぶらみその主原料は、みそ。
みそから発想し、子どもたちが覚えやすいように「みそのこ」と命名。
チャーミングなネーミングになっています。
名前には、みそのこ食品代表の永山勝大(ながやまかつひろ)さんが、
子どもたちに沖縄の伝統的な味を伝えていきたいとの思いがありつけられました。
あぶらみそは、まず上質な県産豚の背脂を湯がくことからはじまります。
1回の作業工程で25キロの背脂を使用します。
1時間かけて背脂を湯がいたら、ざるに取って洗い流します。
白みそ、三温糖、みりん、泡盛、いりごまを加えて
さらに45分間ほど混ぜていきます。
その後、粗熱をとって完成です。
みそのこは、2種類の商品があります。
写真左が、沖縄県推奨優良県産品認定商品に
選ばれたプレーンの「みそのこ」。
昔ながらのみそを使っているため、おばぁ、おじぃから
懐かしい味がすると評判のあぶらみそです。
右が、あぐー豚の背脂を使用し、久米島みそで仕込んだ「あぐーみそのこ」。
甘み、風味が増したあぶらみそを味わうことができます。
こちらは県内のスーパーに置いた瞬間に
売り切れてしまうピュアラード。
あぶらみその製造過程で出てくるラードを精製したもので、
県産豚の背脂100%の純正ラードです。
チャンプルーや炒飯の隠し味に入れるとコクがでて
抜群においしくなる万能の調味料になります。
あぶらみそのおいしい食べ方を永山さんに聞いてみました。
ナーベラー炒め、チャンプルー、島らっきょうみそ炒めなど、
あぶらみそを使えばレシピは無限大に広がると、永山さん。
島豆腐のみそ炒めが旨いとも。
ほかに具を入れずに島豆腐とあぶらみそだけで
炒めて作る料理だそうです。
また、みそは時間が経つにつれ熟成され、
甘みのある味(黄白色)からコクのある味(赤茶色)へと
変化していくそうです。
あぶらみそのレシピを聞いていると、
最後にやっぱり、白米がいちばん旨いなーっとなりました。
永山さんは、おにぎりにしたり、炊きたての白米に乗せていただく、
シンプルな食べ方が好きだそうです。
ウチナーのソウルフード、あぶらみそ。
みそのこのあぶらみそが確かに旨くておすすめです。
沖縄旅行のおみやげに買いたいアイテムですね。
きっと沖縄の思い出が、おいしいあぶらみそを通して
自宅の食卓に広がりますよ。
みそのこ公式サイト http://misonoko.net
*みそのこはネット通販のほか、沖縄県内スーパー、
県外わしたショップにて販売しています。
詳しくは、ホームページの販売店一覧をご覧ください。
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