沖縄の大型ダムで遊ぶ&学ぶイベント「大保ダムまつり」

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歴史文化

初回投稿日:2014.07.15
 最終更新日:2024.03.27

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琉球歴文化体験モニタープログラム

大保ダムまつり

 

沖縄北部・大宜味村(おおぎみそん)の塩屋湾上流にある大保ダム(たいほだむ)。

ダム堤体は高さ77.5メートル、長さが363.3メートル、

貯水池に溜めることができる水の量は2,005万トンもあり、

沖縄では2番目に大きなダムになります。

 

 

大保ダムは、那覇から80キロメートル以上も離れた場所にありながら、

那覇をはじめ本島南部の飲み水にも利用されている多目的ダムです。

 

 

7月5日に『第5回大保ダムまつり』が開催。

ダム湖(ぶながや湖)では、湖面をカヤックで漕いで遊んだり、

遊覧船ツアーでは、ぶながや湖にある小さな滝や、

天然記念物の野鳥ノグチゲラの巣を観察したりしました。

 

 

子供たちは、『学習の川遊び・てっぽう水体験』で、

ウォータースライダーを大満喫!

 

 

船遊びで疲れたところで、

お昼は、大宜味村の特産・和そばをワンコイン500円で食べることができました。

大宜味村で採れた新そばを十割り使用していて、風味とコシがあります。

 

 

腹ごしらえも終わったところで、

ダムまつりらしいプログラム『ダム堤内見学会』に参加。

それはダム堤の内側を見学できるという滅多にない機会でした。

堤内の階段を何段も下り、ダムの底へと向かって行くのですが、

外の蒸し暑さと違って、地下通路の涼しいこと!

 

 

堤内には、ダムの底面の水圧を計る揚圧力計が75本も設置されていたり、

ほかにもプラムライン室があって、ここでは急激な水位の変化や

地震の時などに役立つ装置が設置されていました。

子供から大人まで大変興味を惹かれる見学会となりました。

 

 

また、体験コーナーでは、

やちむん教室(陶芸)や木工教室、貝殻ランプづくりなど、

やんばる(沖縄北部)の自然と触れ合うコーナーが設けられ、

500円〜という手頃な値段で体験できました。

 

 

夕方からは、大保ダム下流の塩屋湾・白浜区を中心に

関連イベント『第4回白浜ナイトキャンドル』が開催。

塩屋湾外周と湾内にキャンドルが灯され、

白浜区特設ステージでは、エイサー、フラ、三線のステージのほか、

地元の民謡大会『第1回塩屋橋情歌(しおやばしじょうわ)大会』が行われ、

水辺で幻想的な夜を楽しむことができました。

 

 

大宜味村では、いつでも参加できる体験プログラムが用意されて、

大保ダムの『ぶながや湖カヌー&大保清流トレッキング』は、

1名様6,600円(所要時間3時間)で体験できますよ。

詳しくは、NPO法人おおぎみまるごとツーリズム協会、

もしくは大宜味村企画観光課までお問い合わせください。

 

 

大宜味村企画観光課

TEL /
0980-44-3007

・NPO法人おおぎみまるごとツーリズム協会

電話:0980-44-1960

http://www.ogimi-tourism.com/

桑村 ヒロシ(KUWA)

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