ガイドと歩く「那覇まちま〜い」で、首里城周辺を巡る旅(那覇)

ガイドと歩く「那覇まちま〜い」で、首里城周辺を巡る旅(那覇)

Reading Material

あそぶ

初回投稿日:2020.01.20
 最終更新日:2024.08.29

最終更新日:2024.08.29

ガイドと歩く「那覇まちま〜い」で、首里城周辺を巡る旅(那覇) クリップする

琉球歴文化体験モニタープログラム

那覇市内には魅力ある観光スポットが点在しています。定番の人気観光地から、あまり知られていない穴場まで見どころは満載。そんな那覇を観光する方におすすめなのは「那覇まちま〜い」。「まちま〜い」とは沖縄方言で「町を散策する・町巡り」という意味で、歴史や文化に詳しいガイドが、ローカルネタを交えながら那覇の町を案内する人気ツールとなっています。


那覇まちま〜い

第一牧志公設市場(現在は建て替えのため移転)を中心に広がるアーケード街を散策して沖縄の食・生活文化に触れる「那覇の市場(マチグヮー)迷宮めぐり」をはじめとして、やちむん(焼物)の町である壺屋(つぼや)を巡る「壺屋のツボ〜やちむん通りとすーじぐゎーめぐり」、那覇市のメインストリートである国際通りの裏道を散策する「国際通りのワキ道ヨコ道ウラの道」、かつて王家最大の別邸であり、外交接待の場や国王一家の保養に利用された識名園(しきなえん)を歩く「世界遺産 識名園 魅力と謎」など、コースはいろいろ。


ジオラマ

今回は、1429年から1879年までの450年間、琉球王国の中心的な城で、政治・文化の中心だった「首里城」の周辺を歩く「首里城物語り」をご紹介します。このコースは、約60分かけて首里城公園内をまわります。

守礼之邦

「琉球は礼節を重んずる国である」ということを意味する「守礼之邦」と書かれた扁額がかかっている「守礼門(しゅれいもん)」をくぐり、先へ進むと左手に見えるのが「園比屋武御獄石門(そのひゃんうたきいしもん)」。


園比屋武御獄石門

園比屋武御獄石門は1519年に創建された門で、国王が外出する際に安全を祈願した拝所です。


那覇まちま〜い

その後、歓会門(かんかいもん)、瑞泉門(ずいせんもん)、広福門(こうふくもん)、首里森御嶽(すいむいうたき)へと案内してもらいます。


西のアザナからの眺め

城内最大の信仰儀式の場所である「京の内(きょうのうち)」入り口を通り、敷地内で最も眺めが良い場所と言われている「京の内アザナ」「西(いり)のアザナ」へ。西のアザナは標高約130m。那覇市内を見渡すことができ、よく晴れた日には慶良間諸島が一望できます。気持ちの良い風に吹かれながら、しばしまったり。


「首里杜館(すいむいかん)芝生広場」

お土産ショップが立ち並ぶ「首里杜館(すいむいかん)芝生広場」で解散になります。この日は、昭和55年に首里城を訪れてから首里城のファンになったという50代の男性と、30年ぶりの沖縄旅行を楽しみにいらっしゃったという50代のご夫婦が参加されました。

歴史が好き、沖縄が好き、何となく…。参加理由は人それぞれですが。参加理由は人それぞれですが、那覇まちま~いでは、「目に見えない深い歴史」から「現在の首里城」まで、お客様が楽しめる視点でコースを作成しており、参加をきっかけに違う角度から沖縄を感じることが出来ます。
あなたもガイドと一緒に「まちま~い」してみませんか?

現在、大きな被害を受けた首里城の復興に向けて、様々な支援活動や募金活動が行われています。私も沖縄県民として、1日でも早く再建が進むよう心から願っています。
 

関連する記事

【ガイドと歩く那覇まちま〜い】

住所 /
沖縄県那覇市牧志3丁目2番10号 てんぶす那覇1F(一般社団法人 那覇市観光協会 内)
TEL /
098-860-5780(9:00〜17:00)
Webサイト /
https://book.naha-navi.or.jp/

 

舘 幸子(たち さちこ)

同じカテゴリーの記事

琉球歴文化体験モニタープログラム