【沖縄イケメンファイル Vol.2】浮島通りの皮職人に会いにいく。革細工のセレクトショップ「anshare project」
【沖縄イケメンファイル Vol.2】浮島通りの皮職人に会いにいく。革細工のセレクトショップ「anshare project」
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歴史文化
初回投稿日:2013.09.28
最終更新日:2024.04.22
最終更新日:2024.04.22
国際通りから浮き島通りに入ってしばらく歩くと、右手にひっそりと雰囲気のいい雑貨屋がある。
anshare projectは沖縄由来のアーティストの、ハンドメイド商品を扱ったセレクトショップだ。
取り扱っているアーティストはオーナーの奨太郎さんを含めて10名で
レザー、シルバーアクセサリー、真鍮、陶器、カメラストラップや洋服など
こじんまりとした店構えながら多種多様。
作者の細部にまでこだわりを感じられる作品たちは
オーナの奨太郎さんが「沖縄から世界を引っ張って行ける様なブランドを」
というこだわりのもとに集められた、クオリティーの高いものばかり。
沖縄にいる「ものづくり」を本当に愛している職人やアーティストを支援したいという思いから
このお店をオープンした。
もともとは大学で経済学を学んでいたという奨太郎さん。
大量生産方式よりも多品種少量生産で、一点一点こだわりをもってつくられた多様な物を販売するという日本独自の生産方式に興味を持った。
大学を卒業後は、ものづくりに携わりたいと思い、住宅工務店に入社。設計営業の仕事に就く。
建築現場で職人の仕事を見て、そのプロの仕事ぶりに感動し、
いつしか自分の作品を作りながらも地元の職人を支援していきたいという思いが強くなったという。
奨太郎さん自身もレザーと真鍮のブランド「BRATHESS」のデザイナーで、職人でもある。
「沖縄発のハイブランドがどんどん立ち上がれば地元の雇用にも繋がる。
そのために自分自身が「ものづくり」の職人として先導していく、というのがひとつの目標です。
そしてフィレンツェの様に街中にクオリティーの高い工房が沢山つくられて
沖縄が活性化するのが夢ですね」。
フィレンツェと言えばイタリアにあるルネサンス発祥の地であり、レオナルド・ダ・ヴィンチや
ミケランジェロなどの著名な芸術家を生んだ、世界有数の職人工芸の街。
爽やかで熱いまっすぐな眼差しが目指している夢はとても大きい。
様々なアーティストとコラボレーションしながら成長して行くanshare projectと
奨太郎さん自身に今後も注目していきたい。
anshare project (あんしぇやぷろじぇくと)
- 住所 /
- 〒901-0153 沖縄県那覇市松尾2-12-8
- 営業時間 /
- 10時30分~20時00分
- TEL /
- 098-869-1448
- Webサイト /
- http://anshareproject.com/
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