沖縄最大のエイサーの祭典・沖縄全島エイサーまつりの魅力[その1]・初日「道じゅねー」
沖縄最大のエイサーの祭典・沖縄全島エイサーまつりの魅力[その1]・初日「道じゅねー」
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あそぶ
初回投稿日:2018.09.16
最終更新日:2024.04.23
最終更新日:2024.04.23
通常エイサーといえば旧盆の時期に行われるものですが(2018年は8月23日~25日)、旧盆行事を終えた各地の青年会やエイサー団体の一部が、その翌週以降の週末にエイサーのメッカ・沖縄市に集い、県内最大級のエイサーの祭典「沖縄全島エイサーまつり」を毎年開催しています。
今年で63回目を迎え、8月31日(金)~9月2日(日)の3日間開催され、県内外から34万人もの観客が訪れました。沖縄県の総人口が142万人ですから、約4割の人々が訪れたことになります。人々を惹きつける「沖縄全島エイサーまつり」の魅力とは? 2018年「第63回沖縄全島エイサーまつり」に出演されたすべてのエイサーを写真付きで、ほぼ完全にレポートします!
沖縄全島エイサーまつりの3日間は、初日が「道じゅねー(固定会場演舞もあり)」、中日が「沖縄市青年まつり(第40回)」、最終日が「沖縄全島エイサーまつり(第63回)」という内容です。まず初日に行われる「道じゅねー」とは、旧盆時期のエイサーさながらに路上を練り歩きながら、エイサーを演舞すること。通常は各地域のすーじぐゎー(路地)で行われたりするので、その路地の狭さに合わせてエイサーの隊列を組みますが、エイサーまつりの道じゅねーのエリアは沖縄市胡屋十字路周辺で開催され、メイン会場はコザゲート通り(空港通り)の4車線を開放してエイサー演舞するのでとても圧巻です!
またコザゲート通りでは、道じゅねーのエリア(19:00スタート)のほかにも、固定演舞エリア(18:30スタート)が2カ所あります。今回は、道じゅねーエリアで演舞した全団体をご紹介します。その1番手となったのは「園田青年会」(沖縄市・そんだ)。会場からの期待度も上昇。熱気もムンムンです!
続いて「室川青年会」(沖縄市・むろかわ)と、次から次へと“エイサーのまち沖縄市”の各青年会のエイサー道じゅねーが続きます! 道じゅねーでは9団体、各固定会場では7団体ずつ、合計23回エイサーが観られるのです。
会場の照明は、伴奏車の投光器と、街の明かりだけ。その雰囲気は、まさに旧盆のエイサー道じゅねーの雰囲気を醸し出しています。3番手には、「池原青年会」(沖縄市・いけはら)が登場しました。
続いて「越来青年会」(沖縄市・ごえく)登場! 道路脇の観客エリアにはお客さんがひしめき合っているのでなかなか移動はできないのですが、道じゅねーでは、エイサー隊のほうから進んできてくれるので、ほぼすべての団体をその場に居ながらにして観賞できるのです。
そして沖縄市の青年会だけではありません。続いて登場したのは、宜野湾市(ぎのわん)から「大謝名青年会」(おおじゃな)がゲスト出演! レパートリーには、「繁盛節」(はんじょうぶし)などを持っています。
続いては「南桃原青年会」(沖縄市・みなみとうばる)。初日にこれだけ盛りだくさんな内容なのに、なんと完全無料で観賞できるのも魅力的。(2日目・3日目は、無料エリアのほかに、全体を高台から観賞できる有料エリアあり)
こちらは「中の町青年会」(沖縄市・なかのまち)。翌日・中日の「第40回沖縄市青年まつり」ではトリをつとめます!
後半には「久保田青年会」(沖縄市・くぼた)が登場! いよいよクライマックスが近づいてくると、演者と会場のボルテージもMAX! その熱気をスローシャッターで写しとってみました。
初日の最後の団体は「照屋青年会」(沖縄市・てるや)。エイサーを演舞しているメンバーの中に、ちびっこも一緒になって一生懸命に演舞していました。また、客席側でも何名かの子どもたちが、憧れの青年会のエイサーを上手に真似しているではありませんか。こうやって、脈々とエイサーの魂を継承していっているのですね!
(※次回は「第40回沖縄市青年まつり」へつづく)
沖縄全島エイサーまつり
- 公式HP /
- https://www.zentoeisa.com/
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