奇岩が特徴の穴場『渡具知ビーチ』はシュノーケリングも◎
奇岩が特徴の穴場『渡具知ビーチ』はシュノーケリングも◎
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あそぶ
初回投稿日:2015.07.30
最終更新日:2024.03.27
最終更新日:2024.03.27
読谷村の『渡具知ビーチ』は、地元に愛される庶民派海岸です。
何よりもまず目につくのは、海上から“生える”、いくつもの奇岩たち。沖縄ならではの石灰岩地質が織りなす特異な景観は、すこぶるダイナミック! 見ていて飽きることがありません。
海に向かって左側の岩場上には、ちょっとした遊歩道が整備されているのは、あまり知られていません。散歩がてら行ってみてください。海上数mから迫り来る荒々しい巨大石灰岩たちに、大興奮間違いなしです。
また、展望用の東屋は、撮影ポイントとしても最適です。奇岩による自然の造形美もさることながら、シンボリックな赤瓦休憩所も存在感抜群。赤と青の、目が覚めるようなコントラストが強く印象に残るでしょう。ぜひとも思い出に残る一枚をお持ち帰りくださいね。
さて、ビーチ全体としては、ローカルな雰囲気が特徴です。派手さはないかもしれませんが、綺麗に整備された各種設備は、他の有名ビーチに全く見劣りしません。
例えば、大型駐車場(無料)、シャワー(100円)、ロッカー、売店、食事処などを完備し、予約制でBBQもOKです。おまけに、恩納村などの各ビーチと同様に夕陽が見事なほか、那覇中心部からは20km強と、北部エリアに較べてアクセスの良さも光ります。
もちろん、有名スポットではないので、リゾート特有の喧騒とも無縁です。
魅力はまだまだ尽きません。透明度の高い海は遠浅のため、干潮時はゴーグルでのイノー(水辺)観察、そして満潮時には、シュノーケリングもばっちり楽しめます。
但し、シュノーケルセットなどのレンタルはありませんので、持参になります。もちろん海に入るのは、あくまでも自己責任。ライフジャケットは確実に着用し、必ず数人で行動しましょう。特に、アウトリーフは急に深くなり、潮もあるので、近づかないように。
また、危険な生物達にも注意が必要です。(沖縄のどこの海も同じですが)エラブーウミヘビ、ミノカサゴ(写真上)、オニヒトデ(写真下)、各種ウツボなどは普通に見かけますし、猛毒のハブクラゲやオニダルマオコゼなどがいないとも限りません…。安全第一で、無理のない範囲で楽しみましょう。
美しい海と奇岩によるオンリーワンの景観に、快適さを保証する各種設備、そして透明度の高さが自慢のシュノーケリング…。ローカルで個性的な穴場ビーチは、リゾートエリアには決して無い、ゆったりとした沖縄時間を約束してくれるでしょう。
渡具知(とぐち)ビーチ
- 住所 /
- 沖縄県中頭郡読谷村渡具知228
- 電話 /
- 098-982-8877(がんじゅうファーム)
- 料金 /
- 無料
- 駐車場 /
- 無料
- サイト /
- http://ganjyu.co.jp
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