石垣島の老舗おみやげ店、大田民芸
石垣島の老舗おみやげ店、大田民芸
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初回投稿日:2015.09.17
最終更新日:2024.08.20
最終更新日:2024.08.20
石垣島の繁華街、美崎町の真ん中にお店をかまえる大田民芸(おおたみんげい)。
47年前にオープンし、島で2、3軒目にできたという老舗のおみやげ店です。
現在は、初代の息子さんの大田守明(もりあき)さんが、17年前に東京から島に戻り、両親からお店を引き継ぎました。自身がデザインをするTシャツを中心にあつかっています。
左から、モチーフはミーカガン(水中メガネ)、島バナナ、ハイビスカス。メンズ、レディース、そしてキッズサイズも充実しています。
みやげもの店の大田民芸で販売するTシャツは、あくまでもおみやげ。だからモチーフは島のものばかりです。
黄色のキッズTには、「ハイファイステレオ」をもじった「ハイサイステレオ」のデザイン。ネイビーのポケットには、万年筆とマングローブの種が。白いレディースのゆったりタンクトップは、ギーラ(シャコガイ)がデザインされています。1270の数字とNo1とあるのは、鳩間島で見つかったギーラの大きさ127.0cmです。石垣島で見つかり、ギネスにも世界最大サイズと登録されたあとに見つかった、さらに大きいギーラだそう。
ペンキや漆喰を塗ったり、壁はサンゴの石垣風にしたり、内装はすべて大田さん自らこつこつと仕上げました。
Tシャツのほか、7分そでやワンピース、バッグなどの小物もあります。
大田さんは島の高校を卒業後、東京で服飾の専門学校に通い、アパレルやデザインの仕事をしたり、バーテンダーをしていたこともあるそう。そして石垣島出身のBEGINは大田さんの同級生。BEGINが主催するコンサート、「うたの日」などのロゴは大田さんが手がけました。ポスターやロゴのほかにも、店舗デザインを任されたり、島で引っ張りだこのデザイナーさんです。
店内にバーのようなカウンターがあるのは、まさにここがバーだったから。今でも復活を望む声がある伝説のバーともいわれる“BLUE CAFE”、大田さんが帰郷直後に営んでいたバーです。
隣で営業していた大田民芸とバーだったスペースを合わせて広くして、10年ほど前にリニューアルオープンしました。
そして、大田民芸の2号店、「島のリズム」がおととしオープンしました。
実はここが、47年前に大田民芸が開店した場所。2年ほど前までは、この場所はほかの人が営むまったく別のお店だったのです。そのお店が退くという話を聞いたとき、「ここでもはじめよう」と、太田さんはなんの迷いもなく思ったそうです。
繁華街のユーグレナモールのすぐ近くにある島のリズム。たくさんのおしゃれなお店が並ぶこのエリアでも目を引く店構えです。
今では石垣島にもたくさんあるTシャツ屋さんですが、その草分け的存在の大田民芸。石垣島に来たら、島ならではのデザインの老舗Tシャツ屋さんにぜひよってみてくださいね。
大田民芸
- 住所 /
- 沖縄県石垣市美崎町8-4
- 電話番号 /
- 0980-82-3635
- 営業時間 /
- 11時00分~19時00分
- 定休 /
- 日曜日
- HP /
- http://www.otamingei.com/index2.html
- facebook /
- https://www.facebook.com/otamingei?fref=ts
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