「渡嘉敷島」自慢の展望台から望むケラマブルーの絶景8(+α)選
「渡嘉敷島」自慢の展望台から望むケラマブルーの絶景8(+α)選
Reading Material
あそぶ
初回投稿日:2015.11.30
最終更新日:2024.08.21
最終更新日:2024.08.21
南北9km、東西2.8km、面積15.8平方キロメートル。慶良間諸島最大の島が、渡嘉敷島です。
『トカシクビーチ』や『阿波連ビーチ』など美しいビーチが有名ですが、標高200m級の山々が連なり、展望台が東西南北・全方位、島内の要所に点在するなど、ダイナミックな景観も見逃せません。
いずれも特徴の異なる、島内全8つ(+α?)全ての展望台をご紹介しましょう。レンタカーまたはレンタバイクで、いざ出発です!
【北】
まずは、北部からチェックです。
キャンプ場や運動場など島内最大の複合施設『国立沖縄青年交流の家』の広大な敷地内には、『西展望台(北山展望台)』と『東展望台(赤間山展望台)』と、東西両サイドから壮大なオーシャンビューが広がります。
前者は、風光明媚な慶良間諸島の島々を一望でき、空気が澄んでいればおよそ70km離れた久米島まで見渡せるでしょう。もちろん夕陽スポットとしても人気です。
後者は、海抜227.3m、島一番の高さを誇る赤間山の頂き付近にあります。かつては栄えていた前島や黒島といった無人島を目の前に、30km程先には広大な沖縄本島が広がります。
国立沖縄青年交流の家
- 住所 /
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷2760
- TEL /
- 098-987-2306
- Webサイト /
- https://okinawa.niye.go.jp/
【東】
続いて、東側を見てみましょう。
フェリー港のある渡嘉敷集落のすぐ南側、坂道を少し登ったところにある『港の見える丘展望台』からは、集落を俯瞰できます。
そして、その更に少し南にある『アラン展望台』からは、一転して険しい東海岸が迫ります。
全展望台で唯一、双眼鏡(無料)を完備しており、オフシーズン(12〜3月)には、ホエールウォッチングも盛んです。
・港の見える丘展望台
住所/沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷(付近)
アラン展望台
- 住所 /
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷(付近)
【西】
お次は、西側に足を運んでみましょう。
渡嘉敷集落から阿波連集落に向かう村道阿波連線、その途上に阿波連照山(あはれんてるやま)があります。
こちらには『照山園地遊歩道』が整備されており、森林公園がある他、更にその先の頂きには『照山展望台』が設置。ケラマブルーが眩しい慶良間海峡と、そこに浮かぶ座間味島・阿嘉島・慶留間島を始めとした座間味村20余りの島々を眺められます。
もちろん、正面にはトカシクビーチ、そして南側に目をやると阿波連ビーチも確認できます。
照山展望台
- 住所 /
- 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連572 トカシキゲストハウスの隣
【南】
最後に、南部。
こちらは、展望台が3つ以上あるなど島内最も賑やかなエリアです。いずれも全く異なる雄大なビューが自慢で、余すところ無く見ておきたいところです。
何と言っても一番人気は『阿波連展望台(クバンダキ展望台)』。
阿波連ビーチから徒歩約10分、標高27mから広がるファンタスティックな絶景! そう、言わずと知れた島を代表する人気スポットで、各種メディアで渡嘉敷島のトップを飾っています。幾重にも連なるケラマブルーのグラデーション…
阿波連ビーチを最も美しく拝める絶好のポイントです。
さらに、阿波連集落から南下。南に一仏突き出たエリアは『阿波連園地(ヒナクシ)』と総称されます。
その東側にあるのは、キノコ型の東屋(写真最後)が目印の『前岳林道展望台』。サンライズを拝むならこちらが定番です。
また、凝灰岩質による剥き出しの白い地層は、沖縄の他地域でではほとんど見られない珍しいランドスケープ。一見の価値ありです。
そして、いよいよ渡嘉敷島最南端が『阿波連園地展望台』です。雄大な太平洋と、断崖絶壁とが織りなすドラマティックなコントラスト…。想像を越えたスケール感に度肝を抜かれるでしょう。
・裏ヶ丘展望広場(前岳林道)
〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連901-3502
・阿波連園地展望台
住所/沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連(付近)
クバンダキ展望台
- 住所 /
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連901 3502
【α】
以上、渡嘉敷島が誇る計8つの展望台。いずれ劣らぬ景勝地ばかりで、大満足必至です。が、しかし。もう一つ、見逃せない+αにも触れておきましょう。
それは、渡嘉敷島ではなく、渡嘉敷島最南端から、(干潮時)約5m程の海況を挟んで隣接する「ウン島」、その更に最南端の岬にそびえ立つ『阿波連岬灯台』です。
ガイドブックなどにも出ていない、知られざる穴場スポットです。但し、アクセスにはタフな行程が待ち構えています…。
まず、言うまでもなく僅かながらも泳ぐ必要があり、なおかつ急斜面の階段や、数百メートルに渡って伸びるアップダウンの激しい一本道を、ひたすらに歩きます。
およそ20分、難儀の末に辿り着いた岬の先端、その先に広がっていたのは、目を疑うほどの大迫力のパノラマ! 高さ、広がり、そして孤島感…。
圧倒的な大自然の造詣は、筆舌に尽くしがたいものがありました。
そうそう。いずれの展望台にも、外灯はほとんど設置されていないため、天気の良い夜は、満天の星空がお出迎えしてくれることも、最後に付け加えておきましょう。
但し、島にはハブも棲息しているので、島の人に連れて行ってもらうなど、充分気をつけてお楽しみくださいね!
阿波連岬灯台
- 住所 /
- 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連
同じカテゴリーの記事
よみもの検索