柔らかなフォルムが涼しさと優しいあたたかみを感じさせるガラスの器「吹きガラス工房 彩砂(るり)」

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初回投稿日:2014.10.21
 最終更新日:2024.08.22

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琉球歴文化体験モニタープログラム

 

沖縄県読谷村(よみたんそん)にある吹きガラス工房 彩砂(るり)。

吹きガラス工房 彩砂のガラス作家、"いーくーさん"こと小野田郁子さんの作る

ガラスの作品は、厚めで女性らしい柔らかなフォルムが

繊細で透明感ある涼しさのなかにも、あたたかさと優しさを感じます。

 

泡盛のビンなど、廃ビンの再生ガラスを使って作る琉球ガラスの器は、厚みがあるのが特徴。

特にいーくーさんのガラスは、形や色合いに1つ1つ少し違いがあって、

どれも手の中で包み込みたくなるような、そんな風合いがあります。

 

 

 

いーくーさんは、琉球ガラスの名工・稲嶺盛吉氏に弟子入りし

読谷村の"宙吹きガラス工房虹"で約11年修行したのち独立。

ガラス工房としては珍しく、外人住宅を工房として日々制作しています。

 

こちらは"桃土グラス"。

 

 

ガラスの涼やかさと透明感に、土の手触りとマットな感じが不思議な感覚のこのグラスは、

水に溶かした粘土を表面に付けてから吹くことによって

ガラスを覆った粘土の表面が裂け目をつける技法でつくられたもの。

出来上がった模様はなんとも言えぬ美しさ。

 

 

食卓に誰がいるのか、どんな食卓なんだろう〜、と

使用している風景を思い浮かべながらガラス作品を作っているのだそう。

 

"私のガラスは、物足りないのがちょうどよい" 

料理や飲み物が引き立つように、作ったガラスが主役というよりも脇役くらいをイメージして。

 

 

"吹きガラス工房 彩砂"のガラスで、みなさんにも食卓を涼しげに、

そして食卓の温かさを彩ってほしいです♪

 

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ふくら舎 【吹きガラス工房 彩砂 取扱店】

住所 /
沖縄県那覇市牧志3-6-10
TEL /
098-860-9555
Webサイト /
http://fukurasha.net

沖縄CLIP編集部

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