三線体験したいなら鳩間可奈子のLesson Cafe「あおばと」へ(那覇市三原)

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あそぶ

初回投稿日:2019.10.30
 最終更新日:2024.04.15

三線体験したいなら鳩間可奈子のLesson Cafe「あおばと」へ(那覇市三原)

カフェ「Lesson Cafe あおばと」

三線を弾いてみたかったけど、どこで体験したら良いのかわからなかったり。沖縄旅行で三線をお土産に買ってみたけど弾き方がわからなかったり。また、沖縄の民謡酒場やステージをみて三線に興味を抱いたりした人も多いのではないでしょうか。そんなかたに朗報です。三線レッスンができる憩いのカフェ「Lesson Cafe あおばと」が、那覇市三原で2019年8月10日にオープン。三線を教えてくれるのは、八重山出身の唄者・鳩間可奈子(はとま・かなこ)さんです。初心者から本格的な八重山民謡まで、どのレベルでも三線体験が可能です。

唄者・鳩間可奈子(はとま・かなこ)さん

「沖縄といえば、“海と空”とよく言いますが、“文化”も含めて沖縄だと思うので、やっぱり一度は三線の音色に触れてみるのも良いのではないでしょうか」と鳩間可奈子さん。

なんと1時間もあれば、1~2曲は弾けるようになるそうです。


三線体験

雨で観光の予定を変更せざるを得なくなってしまった人も、三線体験をしてみるのも良いのではないでしょうか。

三線を持っていなくても大丈夫。いくつも三線が置いているので、手ぶらで来店OKです。気軽に参加できるというのは良いですね。


三線体験

初心者にも優しい三線体験は、わかりやすく童謡からはじまり、弾いてみたい曲の人気リクエストでは、BEGINの「涙そうそう」や「島人の宝」、「海の声」などが人気だそうです。

おひとり様でも気軽に参加可能で、ほかのお客さんといっしょに楽しく習うことができるのはグループレッスン。日曜日と水曜日を除く毎日16:00~17:00まで行なっていて、「とくに予約の必要はないので、いつでも気軽にひょいと訪れてみてください」とのこと。体験料は1時間で1,500円、高校生以下1,000円。

また、中上級者向けには、本格的な八重山民謡も教えてもらえます。鳩間可奈子さんは石垣島で民謡ライブ「芭蕉布」を営むご両親(八重山民謡の唄者)に育てられ、幼少期の頃から活躍。1999年にCDデビューもされているプロの唄者さんなのです。

その鳩間可奈子さんにマンツーマンで1時間3,000円で個人レッスンしてもらえます。こちらは予約制で、日曜日と水曜日に行なっています。

八重山民謡をやりたい人に人気の曲は、しっとりとした「月ぬ美いしゃ(つきぬかいしゃ)」や、軽快な「与那国ぬ猫小(よなぐにぬまやぐゎー)」で、賑やかな早弾き曲にも対応しているそうです。


鈴木俊介(鳩間俊介)さん

さらには、パートナーの鈴木俊介(鳩間俊介)さんはプロのギタリストです。J-POPからジャズ、フュージョン系のギタリスト&アレンジャーで、キマグレン等で紅白に出演した経験もあるかたです。初心者からプロ志向のかた、プロミュージシャンにまで対応し、1時間5,000円(要予約)でマンツーマンレッスンしてもらえるそうです。

コーヒー他
営業時間は11:00~20:00で、カフェタイムが13:00~16:00。コーヒー300円、ソフトドリンクが200円とお手頃価格。ドリンクのほか、フレンチトースト(300円)やケーキセット(500円)もあり。
フレンチトースト


ところで店名の「あおばと」とは、鳩間可奈子さんが中学時代に両親のもとを離れ、祖母と暮らした鳩間島でよく鳴き声を聞いた鳩のこと。「とくに鳩間島のあおばとは鳴き方が特徴的で、1回鳴きはじめると、8つくらいの鳴き方で1つの構成で1分近く鳴き続けます。その節回しが、八重山民謡の節回しっぽくて、美しい声でとても上手なんです。この度、音楽の教室をやるにあたって、あおばとのような美しい歌やメロディーが奏でられたら嬉しいなと思い名付けました」とのこと。

「Lesson Cafe あおばと」
「Lesson Cafe あおばと」の場所は、沖縄都市モノレール・ゆいレール安里駅から徒歩10分。国際通りからタクシーで1メーターちょっとの距離にあります。近くのホテル客も訪れているそうで、三線やギター教室を兼ねた憩いの場になっているようです。

Lesson Cafe あおばと

住所 /
沖縄県那覇市三原2丁目15-6-101
TEL /
098-800-2746
Webサイト /
https://lessoncafe-aobato.localinfo.jp/

桑村 ヒロシ(KUWA)

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