茜色に染まる時刻まで楽しむ!渡具知ビーチのビーチパーリー

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初回投稿日:2015.08.01
 最終更新日:2024.03.27

茜色に染まる時刻まで楽しむ!渡具知ビーチのビーチパーリー

 
こだわりの豚肉に舌つづみ!
美しいサンセットを眺めながらビーチパーリーを楽しめる「渡具知ビーチ」
 
沖縄に住みはじめた4年前の夏。すこんと抜けるような青空の日に意気揚々と海へ出かけたら、強烈な日差しに肌がひりひりと真っ赤に染まった。
 
その数日後、今度は日ざしが落ち着きはじめた18時ごろ海へ出かけると、まだ空も明るくて、これから泳ごうとやってくる人がけっこういることに驚いた。

渡具知ビーチ
 
泳がずとも、弁当や、どこかで買ったピザやお惣菜を砂浜でひろげ、夕陽を見ながらご飯を食べる人の姿に、南国ならではの海の楽しみ方をのぞいたようで、沖縄で暮らしはじめたんだなぁと、しみじみ嬉しくなった。
 
同じように、沖縄の海の楽しみ方に、ビーチパーリーがある。ビーチパーリーとは、家族や仲間たちが集い、海辺でわいわいバーベキューをすること。
 
エメラルドブルーの海を前に、初めてビーチパーリーに参加したときには、沖縄の空気に少し溶け込めた気がして、妙に嬉しくなったものだった。

 
ビーチパーリーはやっぱり夏がいい。沖縄では屋根つきのテーブルといすを設置している海岸も多く、バーベキューの材料を準備してくれるところがけっこうある。
 
今回はそんなビーチパーリーのおはなし。しかも、夕暮れから楽しめる、いや夕暮れだから訪れたい、おすすめの場所。それは……

 
読谷村にある渡具知ビーチ。東シナ海に面したこの場所は、どこかのんびりとして、夕陽がきれいな場所としても知られている。
 
工場直送の新鮮な豚肉を提供する「がんじゅうファーム」が管理しており、砂浜から芝生つづきにテーブルといすがある。そして、食器や食材、道具にいたるまで準備してくれるので、予約さえすれば手ぶらでビーチパーリーができるのだ。
 
というのもビーチサイドには、ミートショップ&レストラン「がんじゅうファーム」があり、新鮮な食材を運んでくれるから。

写真提供/がんじゅうファーム(イメージ写真)
 
こちらがバーベーキューセット1人前。メインは自慢の豚肉で、自社ブランド「紅豚」からロースとバラ肉、ウインナーを用意。この紅豚がすこぶるおいしくて!
 
えさと育て方にこだわった、甘みのある脂身が特徴の豚肉は、特有のくさみが少なくあっさりとして、いくらでも食べられる。

 
じゅうじゅう~。手前が紅豚♡

 
セットには牛肉や焼き鶏もついてボリューム満点。ぷりっぷりのウインナーも!

オリオン、冷えてます♪
 
そして、ミートショップにはオリオンビールや泡盛もあるので、アルコールやソフトドリンクも調達できる。なんと、ビールサーバーの予約まで!

 
ビーチパーリーの楽しさは、それぞれ思い思いに過ごせるところ。海で泳ぎたい人、食べたい人、飲みたい人、踊りたい人。開放的なロケーションのなかで、子どもも大人も心のおもむくままに。なにより外で食べるご飯は、やっぱりおいしい!

 
このビーチ、さらに嬉しいのは遊具があること。まだちょっと泳げない子や海遊びに飽きた子、バーベキューでお腹がまんぷく!という子たちの遊び場だ。
 
 
そんな渡具知ビーチでのビーチパーリー、この時期は17時ごろからのスタートがおすすめ。日ざしがやわらぎはじめるころに海にはいって、バーベキューでお腹を満たして。ひと通り楽しんだところで、ゆっくりと空が茜色に染まりはじめる。ちょうどサンセットタイムにかかるのだ。
 
ぎらぎらとした太陽のもとでのビーチパーリーもいいけれど、真夏は過ごしやすくなる夕方からもいい。なんといっても、こんなにきれいな景色に出あえるのだから。
 
渡具知ビーチ
 
そして、夕陽が沈んだあとの数分間がまた美しくて。この日は台風が過ぎ去ったあとのせいか、空も海も燃えるように染まり、そこにいた誰もが自然の織り成す色合いに、ほうっと見とれていた。
 
 
旅に出かけたら、その土地の空気や文化にそっと溶け込んでみたいもの。日中はたっぷり観光地をまわり、夕飯は地元の人たちに混じってビーチパーリー。そんなコースもいいかもしれない。
 
この夏は、とってもぜいたくな沖縄時間を過ごしてみませんか。
 

おきなわポークビレッジ

住所 /
〒904-0315 沖縄県中頭郡読谷村渡具知228
TEL /
0989828877
Webサイト /
https://www.okinawa-pork-village.com/

沖縄CLIP編集部

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